「失敗? うまくいかない方法を見つけただけだ」発明王エジソンから学ぶ“成功・不成功の分かれ目”

朝活主催の ゆう です。

スキルアップ!朝活では、プレゼンのスキルを上げるための、実践形式のワークを行っています。

そのワークの題材は偉人・先人のエピソードであり、そこから日常で生かせる人生訓を学ぶこともできます。
このブログでは、その人生訓の一部をご紹介しています。

前回は、米沢藩主・上杉鷹山のエピソードをお話ししました。

前回の記事はこちら

迷信に左右されなかった上杉鷹山「厄年 や たたりは、何の根拠もないデタラメ」
朝活主催のゆうです。スキルアップ!朝活では、わかりやすく話を伝えるためのワークをしています。実戦形式なので、自分の今のプレゼンスキルがどれくらいなのかがわかるとともに、ほかの参加者の方のプレゼンの良いところも学ぶことができます。また、ワーク...

今回は、発明王として知られ、多くの名言も残しているトーマス・エジソンのエピソードをご紹介します。

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成功を掴んだエジソンの信念「途中であきらめることが失敗なんだ」

成功する人と、失敗する人。その分かれ目は、どこにあるのでしょうか。

「成功する人は運の良かった人であり、失敗した人は運が悪かったのだ」と思う人もいるでしょう。

ところが「世界の発明王」トーマス・エジソンは、

俺は運なんぞ信じちゃいない。幸運も不運もだ

と、言い切ったといいます。

今から130年も前。今は電気が当たり前になっていますが、当時の家庭の照明器具といえば、まだロウソクかランプでした。

ガス灯も一部で使われていたものの、値段が高いうえに爆発する危険性があったのです。

“電気を使って、明るくて、安全で、経済的な照明器具を開発できないだろうか”

エジソンだけでなく、世界各地で、30人を超す研究者が、白熱電球の実用化を競っていました。

いちばんの難関は、フィラメントの耐久性でした。

今では何でもないことですが、エジソンが研究に着手したころ、フィラメントが熱で溶けてしまい、電球の寿命は数十秒しかなかったのです。
これでは全く役に立ちません。

果たして、どの素材でフィラメントを作れば、耐久性に優れたものになるのか。
それには、一つ一つ実験して確かめる以外にはありませんでした。

エジソンは最初は金属を使ってみたが、どれもうまくいきません。

そこで、炭素繊維に切り替えました。
象の皮、鯨のひげ、亀の甲羅、馬の毛、人の髪の毛、トウモロコシ、葦、紙、麻、綿糸…、と、あらゆる素材でフィラメントを作り、実験を続けたのです。

「これもダメだった」
「あれもダメだった」

1000回、2000回と失敗は重なっていきます。

ついに、失敗の数が1万回を超えたとき、若手の助手が、耐えかねてエジソンに尋ねました。

「これだけ失敗しても、まだ続けるのですか?」

これに対してエジソンはこう答えたといいます。

失敗だって? とんでもない。うまくいかない方法を見つけただけだ。

一つ前進したと思えばよい

途中であきらめることが失敗なんだ

どこまでも前向きだったのです。

そして1年以上たったある日、ついに、100時間以上の耐久時間を達成し、実用化への活路が開かれました。

決してあきらめることのないエジソンの信念、熱意、行動力は本当に凄まじいですね。

エジソンのエピソードから、“当たり前のことを、前向きに、誠実にできる人が、成功する”といえるでしょう。

もちろん、成功と巡り合わせの良さは無関係ではありませんが、まず当たり前のこと、自分にできることから、前向きに、着実に実行していきたいですね。
その姿勢と行動は、よい巡り合わせも引き寄せてくれるでしょう。

まとめ

  • 成功する人、失敗する人。その分かれ目は、運の良さではないか、という考えに対して、発明王 エジソンは「俺は運なんぞ信じちゃいない。幸運も不運もだ」と言い切っています
  • その言葉通り、エジソンは失敗を失敗と思わず、「うまくいかない方法を見つけただけだ」「途中であきらめることが失敗だ」と受け止め、常に前進を続けて、どこまでも前向きでした。当たり前のことを前向きに、誠実にできる人が成功できるのです

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