あなたの選択を左右する“意思決定スタイル”とは?5つの選択タイプと、最も後悔しないタイプ-『後悔しない超選択術』に学ぶ、合理的な選択をして幸せに生きる方法2

メンタリストで有名なDaiGoさんの『後悔しない超選択術』を通して、合理的な選択をして幸せに生きる方法をご紹介しています。

後悔しない超選択術

今回はその2回目です。

前回は、そもそも「これを選択すれば必ず幸せになれる」という正しい選択は存在しないということ(正しい選択をしようとすると、むしろ判断力が鈍る)、

ゆえに選択の基準として、「後悔しない選択」をすることがふさわしいこと、

後悔しないためには、「選択時はあれがベスト」と思える選択をすること、現状と未来を踏まえた合理的な選択ができること、とご紹介しました。

また、その合理的な「後悔しない」選択ができている人は稀であること、それは私たちは選択に関する誤った常識を持ち、それらに染まっているからであること、

その間違った常識とは以下の3つであることもお話ししました。

  • 間違った3つの常識
    1. 正しい選択がある
    2. 今ある成功は、自分の過去の選択でできている
    3. 選択肢は多ければ多いほど可能性も広がる

前回の詳しい内容はこちら

選んだのを後悔するのはなぜ?選択にまつわる“間違った3つの常識”-『後悔しない超選択術』に学ぶ、合理的な選択をして幸せに生きる方法1
メンタリストで有名なDaiGoさんの『後悔しない超選択術』を通して、合理的な選択をして幸せに生きる方法をご紹介していきます。 後悔しない超選択術 正しい選択は存在しない?“後悔しない”選択の基準とは 「人生は選択の連続」と...

これら3つの常識を疑い、とらわれないことが、後悔しない選択をするための出発点になるのです。

それを踏まえ、『後悔しない超選択術』では、

  • 「後悔しない選択をする力」を育てる5つのステップ
    1. 選択タイプの把握
    2. 「後悔しない選択」をするための準備
    3. 「後悔しない選択」をするための習慣
    4. 選択力を鈍らせる5つの落とし穴
    5. 「後悔しない選択」のためのトレーニング

が紹介されています。

今回は1つ目のステップ「選択タイプの把握」からお話ししていきます。

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これでほとんどの選択が決まる?人それぞれ異なる“意思決定スタイル”とは

選択に関する3つの常識を知り、それにとらわれないとともに、関連してもう1つ知っておくべきことが「意思決定スタイル」があること私たちにはそれぞれ選択のタイプがあることです。

心理学研究によって、私たちが何かを選択するときには、毎回、同じ傾向をもって選択を行っていると考えられています。

何かを選ぶときに、パッとすぐに決められる人もいれば、選択をためらって優柔不断なまま時間を過ごしてしまう人もいますね。
このような、人それぞれ異なる選択のタイプが「意思決定スタイル」です。

選択のタイプは物心ついた頃から決まっていて、成長した後も変わらない、といわれています。

ゆえに私たちがこれまで行ってきた選択は、慎重に選んでいるように見えて、実はタイプの影響を強く受け続けてきたのであり、意思決定スタイルが今現在の自分をつくり出しているといっても過言ではないのですね。

自分の意思決定スタイルがわかっていれば、それを踏まえた上でのより的確な判断を下せて、別の未来が開けていたかもしれません。

そのため「選択する力」を養うにあたっては、まずあなた自身がどんな意思決定スタイルを持っているのかを自覚することが重要
それは自分の意思決定スタイルを知ることで、いつ・どこに注意すべきか、非合理的な選択に陥ってしまうのはどんなパターンかがわかり、効率的に「選択する力」を伸ばしていけるから、といわれています。

この意思決定スタイルは5つに分類されています。自分はどの意思決定スタイルに当てはまるか、見ていきましょう。

あなたはどのタイプ?5つの意思決定スタイル

アメリカのボーリング・グリーン州立大学の研究チームが過去の論文や研究をまとめ、意思決定スタイルには以下の5つがあると発表しました。

①合理的スタイル

選択肢に対して論理的に分析、比較した上で判断するタイプです。選択までに一定の時間はかかるものの、最も合理的な選択ができるタイプといえます。

②直感的スタイル

データよりも自分の感覚を重視するタイプです。感情が大きく動いたときの意思決定は早い反面、悩み始めると時間がかかる、という特徴があります。

③依存的スタイル

他人のアドバイスに耳を傾けて選択をするタイプです。成功者・経験者の意見を重視し、難しい局面ほど判断そのものを人任せにする傾向があります。

④回避的スタイル

最終決定を先延ばしにしがちなタイプです。十分な判断材料が揃っていても、選択すること自体を避けようとするので、選択するまでに時間がかかります。

⑤自発的スタイル

選択するスピードが早く、決断力があるタイプです。ただ、データを見て選択肢を比較するなどはせずに、決断そのものを重視する傾向にあるため、選択後に後悔するケースも多い、といわれています。

意思決定スタイル 特徴
合理的スタイル 論理的に考えて選択をする
直感的スタイル データよりも感覚を重視
依存的スタイル 他人の意見を尊重する
回避的スタイル 最終決定を先延ばしにする
自発的スタイル 考えるよりも結論を急ぐ

あなたは5つのスタイルのうち、どのスタイルに最も近いと思いますか?

 

私たちがどのような選択肢を選ぶかは、それぞれの意思決定スタイルが影響を与えています。

もちろん、回避的なスタイルの人が合理的な判断をしたり、依存的なスタイルの人が直感的に選択をしたりするなど、複合的に意思決定が行われる場合もありますが、それでもベースなる意思決定スタイルは変わらない、といわれています。

ボーリング・グリーン州立大学の研究チームは、

私たちは正解を追っているように見えて、じつは自分の意思決定スタイルを満たす選択肢を選ぶ傾向がある

とも指摘をしているそうです。

後悔しない選択をするには、無意識に従い、私たちを動かしている意思決定スタイルの把握がやはり必要不可欠といえるのですね。

最も後悔しない選択ができるタイプ、最も後悔しやすいタイプは?

では5つの意思決定スタイルのうち、後悔しない選択ができるのはどのタイプなのでしょうか。

最も後悔しない選択ができるのは「合理的スタイル」

ボーリング・グリーン州立大学で行われた研究の結果、自分の下した選択とその結果について後悔しない確率が最も高かったのは、「合理的スタイル」の人たちだった、とわかったのです。

合理的スタイルの人は判断材料を丁寧に分析した上で選択をしているため、「あの時の選択は最善だった」と思えて、後悔しない可能性が高いのですね。
周囲の人たちから見ても、合理的スタイルの人たちの選択は合理的、論理的であり、納得ができるもの、と評価されたそうです。

最も非合理的な選択をしてしまうのは「直感的スタイル」

これとは反対に、周囲からの評価が最も低かったのは「直感的スタイル」の人たちでした

直感的スタイルの人の選択は周りからは非合理的に思われて評価が低かったのですね(選んだ時点での自己評価は高いという特徴もありました)。

直感的スタイルの人は、自分が正しい思ったことを肯定する情報だけを信じ、否定する情報は曲解したり無視したりする傾向が高いため、周囲からはその判断を疑問視されやすいのですね。

非合理な選択を招く「確証バイアス」の影響

直感的スタイルの人の特にはまりやすい傾向(自分が正しいと思う意見と一致する情報だけを拾い上げ、他の情報は無視してしまう)は「確証バイアス」と呼ばれています。

「確証バイアス」の影響を受けると、根拠のない確信によって非合理的な選択をしてしまい、「どうしてあの時、確かな根拠もないのにあんな選択をしたのだろう…」という後悔につながりやすいのですね。

これは直感的スタイルの人が特に陥りやすいのですが、どんな意思決定スタイルの人にも確証バイアスは働きます。

ゆえに確証バイアスにとらわれていないかどうかを自覚することで、合理的な選択へと近づけるのです

 

合理的スタイルの人は、自然と確証バイアスへの対策ができているので、最も後悔しない確率が高かった、といえるのですね。

では合理的スタイルではない人が、合理的な、後悔しない選択をするには、どうすればいいのでしょうか。

次回は、「合理的なスタイルに近づく5つの習慣」をご紹介していきます。

まとめ

  • 「後悔しない選択をする力」を育てるステップの1つ目が「選択タイプの把握」です。ひとそれぞれ、異なる選択タイプ(意思決定スタイル)があり、それが選択に大きな影響を与えているといわれています。自分の意思決定スタイルを知ることで、後悔しない選択をする力をスムーズに伸ばしていけるのです
  • 意思決定スタイルには、以下の5つがあります
    1. 合理的スタイル-論理的に考えて選択をする
    2. 直感的スタイル-データよりも感覚を重視
    3. 依存的スタイル-他人の意見を尊重する
    4. 回避的スタイル-最終決定を先延ばしにする
    5. 自発的スタイル -考えるよりも結論を急ぐ
  • 最も後悔しないタイプは「合理的スタイル」、最も非合理的な選択をしてしまうのは「直感的スタイル」であると、研究の結果からわかっています。直感的スタイルの人は特に確証バイアスの影響を受け、自分が正しいと思うもの以外見えなくなり、非合理な選択につながってしまうのです

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