朝活主催の ゆう です。
仕事でも個人のレベルアップにおいても強力なツールとなり得る「PDCA」を、10万部を超えるベストセラー『鬼速PDCA』を参考にご紹介しています。
前回は、PDCAを高いレベルにまで成長させ、回し続けている人が少ないこと、その理由はPDCAについての重大な誤解があるから、ということをお話ししました。
前回の記事はこちら

今回は、PDCAを回すことで得られる素晴らしい3つのメリットをご紹介していきます。
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PDCAサイクルを回すことで得られる、素晴らしいメリット
メリット① 障害に当たってもパニックにならない。課題にぶつかることが楽しくさえなる
トラブルなく人生を過ごしたい、というのは共通する願いだと思いますが、順調なときは長くは続かず、不測の事態に陥ることもあります。
そうなればパニックになったり、精神的に落ち込んでしまったりすることもあるでしょう。
しかしどんな状況からもすぐに立ち直り、歩みを続ける原動力となるのがPDCAである、と冨田さん(『鬼速PDCA』の著者)は語っています。
なぜそう言えるのでしょうか?
冨田さんは、人が不安や疑問を感じ、歩み止めてしまう原因とは次の3つしかないと言われています。
- 自分はどこに向かおうとしているのか?(ゴールが見えない)
- 果たしていまの努力に意味はあるのだろうか?(道が見えない)
- この方法のまま続けていていいのだろうか?(手段が見えない)
そもそもゴールがわからなければ、地に足がつかず、不安になってしまいます。
そうなればいまの努力の意味も見い出せず、ますます不安になってしまいますね。
その点、PDCAを回していれば、計画フェーズ(P)でゴールとそこまでの道のりが明確になり、そして実行の前に手段も決まります。
普段からゴールを意識していれば、突如、壁にぶつかったとしても、
「この壁を乗り越えることはゴールに到達にするのに不可欠だ。乗り越えることでますますゴールに向かって進むことができる」
とパニックにならずに、打開策を考えることが当たり前になる、
そうなるのは障害を乗り越えた先にゴールがあるとわかっているからこそだ、と冨田さんは言われています。
PDCAを回していれば、常にそのゴールへの意識を持てるようになるのですね。
さらに、
何回か障害を乗り越える経験をすれば、そのうち課題にぶつかることが楽しくなってくる。
(『鬼速PDCA』より引用)
とまで言われているのです。
課題が見つかると、目標へ向かうための仮説の精度も上がり、自己成長やゴールへ近づくことにつながる実感があるので、課題へぶつかることへの楽しささえ覚えるのですね。
メリット② PDCAを回すほど、自信が湧く
PDCAサイクルをいざ回そうとすると、躊躇してしまうことが多いです。
そうなってしまう一番の原因は、続けられるかどうか不安だからではないか、と冨田さんは言われています。
しかしPDCAと自信は鶏と卵のような関係であり、PDCAを回すことで自信が湧き、自信が湧くからPDCAを続けられるのです。
PDCAを回すことでPDCA力自体が向上すればレバレッジがかかり、これまで難しいと思っていたこともマスターし、さらに高いレベルへと上がっていけます。
そうなれば仕事でもプライベートでも自信が湧いてきますね。
また、そこまでPDCA力が向上しない場合でも、ゴールと現状とのギャップを把握しながら計画を立て、実行に移しているだけでも前進を実感でき、それが自信へとつながるのです。
もちろん、綿密に計画を立てても成果が出ないことがあります。
しかしPDCAは「うまくいかなかったら改善すればいい」という前提があり、それを理解していれば、その失敗こそ「次の仮説精度を上げる」という成果につながると思えて(実際にそれは本当の成果につながります)、着実に自信は高まっていくのですね。
適当にやっていて失敗したのとでは、そこから得られるものは比較にならないでしょう。
メリット③ ゴールと道筋が明確だから、モチベーションがどん底になることはない
自信を失い、モチベーションがどん底まで下がったときとは、どんなときでしょうか?
それは大きな壁にぶつかって、進むべき道を見失ったり、不安や重圧に押しつぶされて、自分の存在さえ否定したりしたくなるときでしょう。
しかし普段からPDCAを回していれば、ゴールと道筋が明確になっているので、迷いは一切ありません。
モチベーションがどん底まで下がることがないのですね。
次回からは、PDCAサイクルの基本、そして鬼速PDCAとは何かについてお話ししていきます。
まとめ
- PDCAサイクルを回すことで得られるメリットが、以下の3つです
- 障害に当たってもパニックにならない。課題にぶつかることが楽しくさえなる
-PDCAを回していればゴールとそこまでの道が明確になっているので、壁にぶつかったとしても、その打開策を考えることが当たり前になります。また、ぶつかっては乗り越えを何度か経験し、自己成長や仮説精度の向上を実感できれば、課題にぶつかることが楽しくさえなってくるのです - PDCAを回すほど、自信が湧く
-PDCAを回すことで自信が湧き、その自信からPDCAを継続できます。PDCA力自体が上がってくれば、難しいと思われていた課題もいち早く解決し、さらなる自信が湧いてくるでしょう。たとえ計画通りの成果が得られなくても、「失敗も、自己成長や仮説精度の向上につながっている」と思えれば、着実に自信は高まっていくのです - ゴールと道筋が明確だから、モチベーションがどん底になることはない
- 障害に当たってもパニックにならない。課題にぶつかることが楽しくさえなる
続きの記事はこちら

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