Win-Winを考える7-人間関係で最も大事なものとは?妥協ではなく◯◯へ|朝活で学ぶ「7つの習慣」その41

朝活主催の ゆう です。

このブログでは、世界的ベストセラー『7つの習慣』の内容を少しずつご紹介しています。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

続けてお話ししているのが、第4の習慣「Win-Winを考える」についてです。

『7つの習慣』では、唯一選択可能な人間関係のパラダイムは「Win-Win(お互いに満足し、それぞれの成長や利益につながる関係)」であり、いかにその関係に近づけるか、そのための考え方、方法が紹介されています。

前回は、Win-Winを構成する5つの側面の最初に挙げられているのが「人格」であること、

優れた人格の特徴の1つである「豊かさマインド(利益、成功、豊かさ、幸福は、すべての人に行き渡り、それでいてなお余りある、という考え)」についてお話ししました。

前回の記事はこちら

Win-Winを考える6-豊かさマインド・欠乏マインドとは?-朝活で学ぶ「7つの習慣」その40
朝活主催の ゆう です。 このブログでは、世界的ベストセラー『7つの習慣』の内容を少しずつご紹介しています。 完訳 7つの習慣 人格主義の回復 続けてお話ししているのが、第4の習慣「Win-Winを考える」...

今回は、5つの側面のうちの2番目、「人間関係」について詳しくご紹介します。

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「Win-Win」の人間関係の本質とは?

人格の土台ができれば、その上に「Win-Win」の人間関係を築くことができます。

ここで人間関係の本質とは何かについて、考えてみましょう。

良い人間関係を構築するために最も必要なもの、その本質とは何だと思いますか?

それについてコヴィー博士はこう言われています。

Win-Winの人間関係の本質は信頼である。

信頼がなければ、できるのは妥協だ。
心を開いてお互いに学ぶことも、気持ちを理解し合うことも、本当の創造力を発揮することもできない。

(『7つの習慣』より引用)

人間関係で最も大事なものは信頼であり、それがなければできるのは妥協、妥協ではお互いに理解し合うことも、成長することも、クリエイティビティを発揮することもできないといわれています。

信頼し合っていれば、心が開かれ、安心してお互いの手の内、思いをさらけ出すことができます

たとえ思いが違っていても、お互いに相手の見方をきちんと理解し、力を合わせて別の答え(第3の案)を探そうとするのです。

そうなれば、お互いに満足のいく結果がもたらされるのですね。

「Win-Lose」の相手にどう接するか?注目すべきは“影響の輪”

しかしなかには信頼関係がない相手、「Win-Win」という人間関係のパラダイムなど聞いたことがなく、「Win-Lose」という考え中心の人もいて、その人と関係を持たなくてはならなくなった、ということもあるでしょう。

そんなときは、どうすればいいのでしょうか?

コヴィー博士はこうアドバイスされています。

Win-Loseのパラダイムで物事を考える人が相手でも、鍵となるのは人間関係である。

そのためにはまず、フォーカスするところは影響の輪の中である

(『7つの習慣』より引用)

相手が変わることを望んでいても、それは影響の輪の外にあるものであり、それでは自分の望む結果が得られません。
だから影響の輪(自分が影響を及ぼせる範囲)の中に注目すべき、といわれています。

では影響の輪の中にあるものとは具体的にどんなことでしょうか?

それは信頼口座に預け入れる行為、

たとえば、

  • その人に礼を尽くす
  • 敬意を払う
  • その人の意見を尊重する
  • コミュニケーションの時間を長く取る
  • 相手の話をよく聴く
  • 自分の意見を勇気を持って述べる

などがあります。

その信頼口座へ預け入れをしつつ、お互いが満足できる解決策を真剣に探そうとする。そのプロセスそのものもまた、信頼口座への大きな預け入れとなるのです。

最初から信頼関係を構築する努力を放棄してしまえば、誰とも良い関係を築くことができなくなってしまいますね。

まず影響の輪に注目し、預け入れに努めていくこと大切です。

「No Deal」が望ましい場合もある

しかしそうはいっても、「Win-Lose」の考えが深く根ざされていて、「Win-Win」の考え方を理解しようとしない人もいるでしょう。

そういう人に出会ったら、「No Deal(取引しない)」というパラダイムがあることも思い出し、それを選択することも視野に入れていきましょう。

 

次回の記事で「協定(合意)」についてお話ししますが、

いくら素晴らしい協定を結んでいても、人格と人間関係の土台がなければ、協定から逸脱する行為がはびこり、協定を記したものがただの紙切れになってしまう、ともコヴィー博士は忠告されています。

忠告を真摯に受け止め、預け入れの実行に努めていきたいですね。

まとめ

  • 『7つの習慣』では、唯一選択可能な人間関係のパラダイムは「Win-Win」であるといわれています。お互いが満足し、それぞれの成長や利益につながる関係構築が重要です。そのWin-Winには以下の5つの側面があります
    1. 人格-人格の土台を盤石するには、誠実・成熟・豊かさマインドの3つが欠かせません
    2. 人間関係
    3. 合意(協定)
    4. システム
    5. プロセス
  • 人間関係の本質は「信頼」といわれています。信頼し合っていれば、お互いが心を開き、安心して手の内、思いをさらし、学び合うこともできるのです
  • Win-Loseのパラダイムで物事を考える人に対しても、フォーカスすべきは影響の輪の中、相手を変えようとするのではなく、信頼口座に預け入れる行為(相手に敬意を払って 意見を尊重する、相手の話を聴く、勇気を出して自分の意見を述べる)に力を入れていきましょう ※相手によっては「No Deal(取引しない)」を選びましょう

続きの記事はこちら

Win-Winを考える8-結ぶべき協定の5つの要素と、マネージャーの典型的な誤りとは?|朝活で学ぶ「7つの習慣」その42
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この記事を書いた人
南 雄一郎

スキルアップ!勉強会 主催者。
2014年から都内のカフェでコミュニケーションのスキルを上げるための勉強会を開催していました。
2016年からは、対人関係でのスキルを心理学から学ぶ勉強会をメインに開催しています。
勉強会の開催数は累計200回以上です。

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