人生の教科書『徒然草』から学ぶ教訓「人の悪口を言わない。うわさ話にムダな時間を使わない」

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朝活主催の ゆう です。

スキルアップ!朝活では、わかりやすく話をするための練習をするとともに、日常でも役立つ“先人・偉人のエピソード”を学んでいます。

前回は、“あんぱん”で有名な「木村屋」の創業者・木村安兵衛さんのエピソードから、「相手の立場に立つ大切さ」を学びました。

前回の記事はこちら

今回ご紹介したいのは『徒然草』です。

『徒然草』の著者は吉田兼好。
吉田兼好がきままに書きつづったといわれる『徒然草』は300年後の江戸時代で大ブームとなったといわれています。

堅苦しくない「人生の教科書」として幅広く読まれるようになりました。

日本人のものの考え方や美意識の形成に、非常に大きな影響を与えたといいます。

その1つを意訳・要約し、そこから得られる教訓を学びたいと思います。

『徒然草』の教訓-人の悪口を言わない。うわさ話にムダな時間を使わない

世の中の人は、顔を合わせると、わずかな時間でも黙っていることがない。

必ず言葉を交わす。その会話を聞いていると、ほとんどムダな話ばかりである。

根拠のないうわさ話や人の批評は、自分のためにも、人のためにも損が多くて得が少ないものだ。

しかも、一番の問題は、それがムダなことだと気がついていないことである。

(徒然草 第百六十四段)

私達は顔を合わせると、人の良いところ、悪いところを批評し出して、ついつい悪口話に花を咲かせてしまいます。

そして根拠のハッキリしないことでも、本当のようにささやかれ、尾ひれがついて広がっていくことも多いです。

語るなと 人に語れば その人は また語るなと 語る世の中」という歌もあるほど、人の悪口・うわさ話ほど広がるものはないのですね。

そして「うわさにすぎない」と思っても、聞いた人は何らかの影響を受けて、うわさの本人との人間関係が悪くなったり、和を乱すもとになったりしてしまいます。

根拠のないうわさ話をしている人たちも時間を有効に使っているとはいえないですし(さらにそれがもったいない時間と気づいていないのが最も問題であり)、そのうわさが広がることでの悪影響も目に余ります。

そんなことに時間を使わないよう心がけるべきであり、そういう品格の人になりなさいよ、と吉田兼好は諭しているのですね。

日頃の言動を反省し、「こんなうわさ話をすることに意味はあるのか? むしろそれが広がって周囲の人間関係を悪くしてしまわないか?」ということを念頭に置いていきたいです。

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