メッセージ化12-敵は、“無難”を選ぼうとする自分|『超・箇条書き』から学ぶ伝える技術24

朝活主催の ゆう です。

このブログでは、『超・箇条書き』(杉野幹人著)を参考にさせていただき、「箇条書き」のスキルを続けてご紹介しています。

箇条書きを短く、魅力的なツールにするには、そのためのスキルを知り、駆使することが必要です。

そのスキルとは

  1. 構造化
  2. 物語化
  3. メッセージ化

の3つです。

前回は、3番目のスキルである「メッセージ化(相手の心に響かせ、行動を起こさせること)」に関連し、個人の夢・目標にも数字を入れることの有効性をお話ししました。

前回の記事はこちら

メッセージ化11-夢・目標にも入れるべき2つの数字|『超・箇条書き』から学ぶ伝える技術23
朝活主催の ゆう です。 このブログでは、『超・箇条書き』(杉野幹人著)を参考にさせていただき、「箇条書き」のスキルを続けてご紹介しています。 箇条書きは単に使っていては情報の羅列となるだけで、その良さを十分に発揮できません。 ...

メッセージ化の最後であり、これまでのこのブロクでの箇条書きのスキル紹介も今回が最後になります。

最後の回は、メッセージ化の際の最大の“敵”についてです。

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メッセージ化の最大の敵は、「無難」を選ぶ心

メッセージ化のためのコツは、

  • 「隠れ重言」を排除する
  • 否定を使う
  • 数字を使う

の3つでした。

これらの技術を使うことでスタンスが明確になり、こちらの意図が鮮明になり、相手の心に響く箇条書きとなります。

しかし『超・箇条書き』の著者である杉野さんは、世の中にはメッセージ化されていない、もっともらしい箇条書きが溢れている、と指摘されています。

それは、もっともらしい箇条書きは、当たり前のことであるため、誰からも否定されないから、無難に物事を済ませられるからです。

否定を使ってスタンスを明確にしたり、数字を入れて具体性を持たせたりすれば、反対意見を言う人や懐疑的に見る人も出てくるでしょう。そのような人が出てくるのを避けたいのですね。

けれどそれでは誰からも否定はされませんが、誰の心にも届かず、周りの人や環境を変えることはできませんね。そもそも伝える意味がなくなってしまいます。

メッセージ化してこそ、相手の心に響かせ、相手に動いてもらえるようになります。

そのときに重要なことを、杉野さんはこういわれています。

最大の敵は、まわりの環境でもない。相手でもない。

最大の敵は、自分自身だ。それも“無難”な道を選ぼうとする自分だ

箇条書きをメッセージ化し、『超・箇条書き』として短く、魅力的に伝わるものにするには、“無難”を敵とすることが必要だ

(『超・箇条書き』より引用)

無難を敵とし、それに勝ってこそ、相手に深く伝わり、そして動いてもらえます。

他人の目を気にして無難な道に逃げれば、自分の評価も無難なままでしょう(むしろ、これまで杉野さんが指摘されていたように「使えないヤツだ、期待できない」とさえ思われるかもしれません)。

無難な道に逃げ込もうとする自分に打ち勝ってこそ、目の前のチャンスをつかむことができるのですね。

 

『超・箇条書き』は、相手のことをとことん考え、相手の情報処理を手助けする作業といわれています。

同時にそれは、スタンスをとるために、自分の内面を磨く作業でもあるのですね。

スキルの習得とともに、自分をより良い方向に変えていきたいと強く思いました。

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超・箇条書きスキルアップ術
この記事を書いた人
南 雄一郎

朝活 兼 心理学ワークショップ主催者。2014年から都内のカフェでスキルアップのための朝活を開催。
2016年からは元々関心のあった心理学のワークショップを開催。
朝活、ワークショップともに、累計回数は150回以上。

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