メッセージ化10-ビジョンに欠かせない“2つの数字”とは?|『超・箇条書き』から学ぶ伝える技術22

朝活主催の ゆう です。

このブログでは、『超・箇条書き』(杉野幹人著)を参考にさせていただき、「箇条書き」のスキルを続けてご紹介しています。

箇条書きはわかりやすく伝えるための有効なツールですが、単に使っていては情報の羅列になるだけで、その良さを活かすことができません。
箇条書きのためのスキルを学び、それらを駆使してこそ素晴らしいツールになり得るのです。

ではその箇条書きのスキルは何かというと

  1. 構造化
  2. 物語化
  3. メッセージ化

の3つです。

前回は、3番目のスキルである「メッセージ化(相手の心に響かせ、行動を起こさせること)」に関連し、「海外の履歴書に学ぶ『伝え方のテクニック』」についてご紹介しました。

前回の記事はこちら

メッセージ化9-海外の履歴書に学ぶ“伝え方のテクニック”|『超・箇条書き』から学ぶ伝える技術21
朝活主催の ゆう です。 このブログでは、『超・箇条書き』(杉野幹人著)を参考にさせていただき、「箇条書き」のスキルを続けてご紹介しています。 箇条書きは、短く、かつ魅力的に伝えるのに有効なツールです。 しかしただ使っていては...

海外の履歴書と日本人の書いた履歴書について、「一番の違いは数字だ」といわれています。

海外では数字をとにかく入れ込む傾向にあるそうです。
数字を入れることで自分の意図が明確になり、相手も強い印象を受けるのですね。

今回は、ビジョンに欠かせない“2つの数字”についてお話しします。

スポンサーリンク

ビジョンを掲げるときに“数字”は欠かしてはならない

企業や、また、個人てあっても「ビジョン」を掲げることがあると思います。

しかしその大半はビジョンとして機能しておらず、単なる情報の羅列に終わってしまっているそうです。

その理由を、『超・箇条書き』の著者である杉野さんは「数字が入っていないからだ」といわれています。

たとえば、「グローバルに事業を拡大する」というものをビジョンに掲げたとします。

企業理念やミッションとして掲げるならば上記のような数字の入っていないものでも、掲げることは否定されていません。

しかしそもそもビジョンというものは、「企業をどこに向かわせ、いつ、何を達成したいか」をというものを未来の姿を描くもの」といわれます。
それを社員と共有することで、同じゴールに向かって同じような歩調で歩むことができるのです。

その未来の姿を描くためには、それが「いつ」のもので、「どの程度」のものなのか、わからないといけません。
それがあいまいであれば、共有されたとしても社員はどこに向かって、どのようなペースで進めばいいのかわからなくなるのですね。

不可欠な2つの数字とは?

ビジョンには

  • 状態を示す数字
  • 期限を示す数字

の2つが欠かせない、と杉野さんはいわれています。

例えば、

2030年までに世界30カ国で事業を展開する

5年後にはグローバルで業界トップになる

などです。

「2030年」「5年後」と、具体的な期限が数字で示され、
また「世界30カ国で」「業界トップ」と、状態を示す数字も使われています。

これが単に「グローバルで業界トップになる」とだけいわれても、現場で日々の仕事をしている社員からすれば、日々の行動や判断を変えるものにはなりません。

しかしこれが「“5年後”にはグローバルで業界トップになる」と期限が示されることで、そのためにはこの1年はどのように過ごせばいいのか、そして1ヶ月、1週間、1日はどう行動すればいいのかも鮮明になり、日々の意識や行動も変わっていくのですね。

人事部にとっては、5年という限られた期間で業績を伸ばすために、新卒採用を控え、海外のエキスパートを積極的に中途採用する方針へと変わるかもしれません。

商品づくりについても、海外市場の調査に多くの時間をかけるように変わる可能性があります。

このようにビジョンに求心力を持たせるために、状態と期限を示す2つの数字は必須なのですね

 

この「2つの数字を入れる」べきはビジョンに限らず、個人の夢にも当てはまります
夢にも数字を入れることで、日々、取り組むべきことが明確になっていくのです。

この「夢に数字を入れる」ことの重要性は、具体的な内容もまじえながら、次回、ご紹介していきます。

続きの記事はこちら

メッセージ化11-夢・目標にも入れるべき2つの数字|『超・箇条書き』から学ぶ伝える技術23
朝活主催の ゆう です。 このブログでは、『超・箇条書き』(杉野幹人著)を参考にさせていただき、「箇条書き」のスキルを続けてご紹介しています。 箇条書きは単に使っていては情報の羅列となるだけで、その良さを十分に発揮できません。 ...

スポンサーリンク

超・箇条書きスキルアップ術
この記事を書いた人
南 雄一郎

朝活 兼 心理学ワークショップ主催者。2014年から都内のカフェでスキルアップのための朝活を開催。
2016年からは元々関心のあった心理学のワークショップを開催。
朝活、ワークショップともに、累計回数は150回以上。

南 雄一郎をフォローする
スキルアップ!朝活・勉強会 東京