7/15(日) アドラー心理学から知る、良好な社会生活のために一番重要なこととは|朝活レポート197

朝活主催の ゆう です。

今回の朝活には初めての方お1人を含む、4名の方にご参加いただきました^^

初めての方が来られるのも もちろん嬉しいのですが、2回目となる方や、先月の朝活に続いて来られた方、四半期に一度は来られる方など、リピートいただいていることも嬉しく思います(^^)

仕事や将来、趣味の話など、自己紹介だけでもとても盛り上がりましたが、その後のスキルアップのワークも、「相手に伝えるべきポイントが学べた」と喜んでくださった方もいて、良かったです!

朝活では、スキルアップのワークでわかりやすく伝える練習ができるとともに、またいろんな職種の方も来られるので、視野が着実に広がります。
「いつもの日常に、少しの刺激や変化がほしい」と思われている方はぜひ一度、気軽にいらしてください。

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朝活のワークでの学び「良好な社会生活を送っていくために一番重要なこと」

今回のスキルアップのワークでは、『嫌われる勇気』の著者として有名な岸見一郎さんの、アドラー心理学についての書籍『生きる勇気とは何か』の一節から学びを得ました。

「良好な対人関係を築きたい」と思ったとき、それに必要なものは何でしょうか?

『生きる勇気とは何か』には、アドラーはこのように語っていると紹介されています。

社会生活を送っていくにあたって一番重要なことは、自分のことを忘れ、他の人のことを考えることである

他の人の目で見、他の人の耳で聞き、他の人の心で感じられなければならない。

私たちはどうしても「自分に注目してほしい、承認してほしい」という思いがあります。

しかしそのような思いを持つ自分のことは忘れ、他人のことを考え、他者に貢献すべきだといわれているのです。

さらに具体的に「パーティのホスト役をして、友人が楽しい時間を過ごすように努めれば、かなりよくなるだろう」ともいわれています。

パーティーのホスト役になれば、他人のことを考えないわけにはいきませんね。
パーティーを成功させるために最も大事なのは参加者に喜んでもらうことであり、そのためにはどうすればいいかを考え、実行に移すことになります。

パーティーの準備や当日の進行など、ホスト役には多くの仕事が課せられますが、その結果、参加者から喜びの表情が見られれば、自分もまた大きな喜びを得ることができるでしょう。

このようにして貢献感(自分は人の役に立てていると感じている状態)を持つことができれば、そこから生きる喜びや勇気を得ることができるのです
結果的に、他者との関係も良好になっていきます。

さまざまな心理学実験からも、他者のために時間やお金を使う人は、自分のためにお金や時間を使う人よりも人生の満足度や幸福度が高い、ということが明らかになっています。

これとは反対に、他者に無関心であり、むしろ人から与えてもらうことばかりに関心がある人が幸福になることは難しいでしょう。

パーティーのホスト役になれれば、それに越したことはありませんが、そこまでしなくても何かの取りまとめ役になったり、仕事がしやすい環境づくりをしたり、オフィスの掃除をしたりなど、小さなこともそれは素晴らしい他者貢献です。

※ただ、人に尽くし過ぎるあまり、自分を犠牲にしてしまうことはいけません。それは健全な他者貢献とはいえませんので、やり過ぎは禁物です

日々の生活のなかで、そのような貢献感を持てる取り組みを少しでも増やし、他者との良好な関係をつくっていきたいですね。

引用した書籍

生きる勇気とは何か アドラーに学ぶ

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