相手の心に響かせて行動させる“メッセージ化”|『超・箇条書き』から学ぶ伝える技術13

朝活主催の ゆう です。

このブログでは、『超・箇条書き』(杉野幹人著)を参考にさせていただき、わかりやすく相手に話を伝えるための箇条書きのスキルを学んでいます。

箇条書きは短く、魅力的に伝えるために最も適したツールといわれ、ビジネスでもあらゆるシーンで使われています。
箇条書きの出来がプレゼンの成否を左右する、と言っても過言でありません。

その箇条書きを魅力あるものにして使いこなすにはスキルが必要です。

そのスキルは

  1. 構造化
  2. 物語化
  3. メッセージ化

の3つであると紹介されています。

前回は、2番目のスキル「物語化」のための工夫をご紹介しました。

前回の記事はこちら

物語化のポイント5-経営コンサルタントも使う、固有名詞を使った例を加えるテクニック|『超・箇条書き』から学ぶ伝える技術12
朝活主催の ゆう です。 スキルアップ!朝活では、相手にわかりやすく話をするためのワークをしています。 わかりやすく伝えるには、実践経験を積むとともに、わかりやすく伝えるためのスキルを学ぶことも大事ですね。 このブログでは...

今回から、最後の3番目のスキル「メッセージ化」についてお話ししていきます。

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メッセージ化の要件は「スタンスをとる」こと

超・箇条書き(短く。かつ魅力的に伝える箇条書き)の3番目のスキル「メッセージ化」とは「相手の心に響かせ、行動を起こさせること」です。

どんなに全体像がスッキリとていてわかりやすく、相手に関心を持ってもらえる箇条書きであっても、読まれて終わり、では本来の目的を果たすことはできません。
伝えるのは、「相手にこうなってほしい、こう動いてほしい」と思うからです。それを実現させるスキルが「メッセージ化」なのですね。

では相手の心に響き、かつ行動まで起こしてもらえる箇条書きにするにはどうすればいいのでしょうか?

それには「スタンスをとる」べきだといわれています。

スタンスをとるというのは、伝えたいことに対して「自分の立ち位置」を明確にすることです。

『超・箇条書き』にはそれについてこう説明されています。

賛成なのか、反対なのか。

A案なのか、B案なのか。

やりたいのか、やりたくないのか。

こうした意思表示をしっかり行うことだ。

その逆に、一般的なこと、無難なこと、当たり前のことを言ってはいけない

無難なこと、当たり前のことを言っていては、それを読んだ相手の心を響かせることはできず、そこから行動してもらうなどはとてもできません。

スタンスをとることが、メッセージ化のために不可欠なのですね。

当たり前のことばかり言ってはいないか

『超・箇条書き』に紹介されている、一般的なことや無難なことに終始しては良くないことがわかる具体例を見ていきましょう。

以下は、マーケティング部に配属された新入社員のAさんが配属初日に行った所信表明です。

<私の約束:6か条>

  • お客様に喜んでいただける新商品をつくります
  • 差別化された新商品をつくります
  • 自分の信じる新商品をつくります
  • できるかぎり数多くの新商品をつくります
  • 一生懸命に効率的に業務を実行します
  • すべてのことで自分のベストを尽くします

これを聞いたマーケティング部の先輩たちはAさんにどういう印象を持つでしょうか?

残念ながらマーケティングに精通している先輩社員は「ああ、こいつは使えないや」と思うだろう、といわれています。

それは、Aさんの箇条書きにはAさんのスタンスを明らかにするような情報がなく、当たり前のことの羅列だからです
これはマーケティングに携わる人であれば誰もが求められることであり、Aさんに限ったことではありませんね。

そうなると、それを読んだ先輩社員の心が動かされることは到底なく、Aさんへの印象が悪くなることさえあるかもしれません。

そうならないために、読んだ人の心に響かせ、さらにはこちらが望む行動をしてもらえるようには、スタンスをとることが必要になります。

このスタンスをとることにも、3つのコツがあると紹介されています。

それが

  1. 隠れ重言を排除する
  2. 否定を使う
  3. 数字を使う

の3つです。

それぞれどのようなことなのか、どれくらいの効果が得られるかについて、次回からご紹介していきます。

続きの記事はこちら

メッセージ化2-知らず知らずに使っている“隠れ重言”を排除する|『超・箇条書き』から学ぶ伝える技術14
朝活主催の ゆう です。 スキルアップ!朝活では、相手にわかりやすく話を伝えるためのワークを行っています。 わかりやすく伝えるには経験を重ねるとともに、効果的なスキルを学んでいくことも大切ですね。 そこでこのブログでは、朝...

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超・箇条書きスキルアップ術
この記事を書いた人
南 雄一郎

朝活 兼 心理学ワークショップ主催者。2014年から都内のカフェでスキルアップのための朝活を開催。
2016年からは元々関心のあった心理学のワークショップを開催。
朝活、ワークショップともに、累計回数は150回以上。

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