5/5(土)心理学勉強会レポート38 「良好な人間関係を築く 勇気づけの方法⑤-“Iメッセージ”への変換」

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ワークショップ主催の ゆう です。

今回のワークショップには、初めての方5名を含む、12名の方にご参加いただきました^^

連休中ということで、来られる方がおられるか心配でしたが、予想をはるかに上回って多くの方に来ていただき、とても嬉しく思います。

心理学の話題に加えて、趣味の話でも盛り上がり、楽しく充実した時間が過ごせました(^^)

普段はこういうワークショップには参加されたことがない方も、連休を利用して参加された方が多いように感じました。

仕事が忙しいと、なかなか自分のあり方を見つめる時間も取れませんが、少し時間ができたときにこうして振り返りの時間を取ると、これからの生活をより良いものにできると実感します。
ぜひこういう場をつくっていくことを継続させたいと強く感じました。

アドラー心理学に学ぶ「勇気づけ」

今回のテーマは、
アドラー心理学に学ぶ「良好な人間関係を築く“勇気づけの方法”
でした。

勇気づけは、アドラー心理学で扱われる重要なトピックの1つです。

勇気は、人間が精神的に健康に、建設的に(前向きに)生きていくのに絶対に必要な要素といわれています。

勇気があれば、一生懸命勉強をしたり仕事をしたり、積極的にコミュニケーションをしたり、相手を勇気づけていくことができます。

反対に勇気を失ってしまうと、勉強や仕事を放棄したり、コミュニケーションを避けて引きこもってしまったり、相手の勇気を奪いさえしてしまうのですね。

だから、良好な関係を築くのに、お互いを勇気づけていくことはとても大切なのです

ではどうすれば相手を勇気づけることができるのでしょうか?

勇気づける行為として思いつくのは、相手を「叱る」ことや、「ほめる」ことでしょう。

ところが「叱る」「ほめる」は相手を勇気づけるどころか、相手の勇気をくじく行為なのです。

それは、叱ることやほめることは「縦の関係」を築いてしまうからです
縦の関係を築いてしまうと、相手に依存をさせてしまったり、相手との信頼関係が崩されたりして、相手は自立から離れてしまうのですね。

それでは勇気づける行為とはどんな行為かというと、それは「感謝」することです。
感謝は横の関係から出た言葉横の関係を築く行為だから、相手を勇気づけることができるのですね。

このように横の関係から出た言葉、横の関係を築く言葉は「I(わたし)メッセージ」、
反対に縦の関係から発せられる言葉は「YOU(あなた)メッセージ」といわれることを、前回のレポートでご紹介しました。

前回の記事はこちら

今回はさらに具体的に2つのメッセージの違いを見ていきます。

勇気づけの方法「“YOUメッセージ”から“Iメッセージ”への変換」

相手を批判する、良いか悪いかを判断するのは縦の関係を築く行為であり、勇気をくじいてしまいます。
「YOUメッセージ」は「あなたは~だから」と、まさに相手を判断する言葉なので、勇気くじきになってしまいます。

それとは逆に、「Iメッセージ」は「私は~だ」と自分の気持ちを伝えているので、横の関係から出された言葉であり、相手の勇気をくじくことはないのですね。

たとえば、相手と待ち合わせをしたのに、その相手が約束を忘れて来なかったとします。

そんなことをされたら、ショックですよね。
思わず「約束を忘れるなんて、あなたって最低!」と言ってしまうかもしれません。

そう言ってしまう気持ちはわかるのですが、「あなたは~だ」というのはYOUメッセージです。
こう決めつけられると、言われたほうは反省の気持ちよりも反発の気持ちが大きくなり、相手との関係が悪くなってしまいます。

そんなときは、YOUメッセージをIメッセージに変換してみましょう。

「約束を忘れるなんて、あなたって最低!」を
「約束を忘れられて、私は悲しかった」と言ったら、相手はどう思うでしょうか。

責められてはいないので反発の気持ちは起きないでしょうし、むしろ相手は「悲しい思いをさせて申し訳なかった」という思いになるかもしれません(それまでの関係性によって相手の反応は異なりますが、それ以上悪い関係とはならず、関係は良好になるでしょう)。

ほかにも「これやっといてって言ったのに、どうしてやらないの!?」というYOUメッセージも、「やってもらえるとうれしい」とIメッセージに変えることで、相手はやる気になってくれると思います。

私たちはどうしても相手に変わってほしい、相手が変わるべきだと責めてしまいがちですが、自分が相手の立場に身を置いて自分の言い方を変えることが大切なのですね。

次回は、常に勇気づけをしていくためのポイントと、勇気づけの注意点をお話ししていきます。

勉強会に参加された方の感想

職場でも横の関係で関わることが大事だな、と思いました。

 

縦の関係を作るような言葉でなく、私メッセージを話せるようにしたいと感じました。

続きの記事はこちら

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