4/5(木)心理学勉強会 レポート34 「人間関係の悩み解消の3ステップ⑤-課題の分離からの“結末の予測”」

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ワークショップ主催の ゆう です。

今回のワークショップには初めての方3名を含む、7名の方にご参加いただきました(^^)

暖かくなったと思ったら、また少し冷え込んで、体調管理が難しい時期ですね。
体調が悪くなって参加できなくなってしまった方もいて、残念でした…。

初めて来られた方は意欲的な方ばかりで、私自身も学びを深めることができました^^

学んだ内容をシェアすることで、新たな気付きも得られるので、こういう場に来ていただけるのはとてもありがたいと感じます。

アドラー心理学から知る「悩み解消の“3ステップ”」とは?

今回のワークショップのテーマは、
アドラー心理学に学ぶ「人間関係の悩み解消の3ステップ」
でした。

この内容については続けて紹介しています。

前回のレポートはこちら

『嫌われる勇気』がベストセラーとなったことで有名になったのが「アドラー心理学」です。

アドラー心理学では

人間の悩みはすべて対人関係の悩みである

と教えられています。

生きていれば対人関係の悩みは絶えませんね。

対人関係の悩みをなくそうとするには、宇宙の果てまで行かなければなりませんが、そんなことはほぼ不可能です。私達に対人関係の悩みはつきものです。

しかし、できることならその悩みをできる限り解消し、対人関係から喜びを得て幸せにいきていきたい、とは誰もが思われるでしょう。

その対人関係の悩み解消の仕方を、アドラー心理学に基づき“3つのステップ”でお話ししています。

そのステップとは

  • 課題の分離
  • 結末を予測する
  • 代替案(オルタナティブ・ウェイ)を実行する

です。

前回までのレポートでは、1つ目のステップの「課題の分離」までご紹介しました。

今回は2つ目のステップである「結末を予測する」についてです。

対人関係を問題が激変する!悩み解決の第1歩「課題の分離」

2つ目のステップについてお話しする前に、最初のステップである「課題の分離」を簡単に振り返ります。

課題の分離とは、ある問題について、自分の課題と相手の課題とを切り離す、というものでした。

自分の課題とは、最終的には自分がするしかない、自分が決定権を持っている課題です。
相手の課題は、最終的には相手に任せるしかない課題ですね。

たとえば、子供が勉強しなくて親が困っている、という問題があったとします。

この問題の子供の課題とは何でしょうか?

それは「勉強するかしないか」ということですね。
最終的な決定をするのは親ではなく子供です。

では親の課題は何かというと、子供に対してどう振る舞うか、ということです。

ここで重要になるのは、「相手の課題に介入してはならない」というルールです。
相手の課題に介入しようとしない、つまり相手に無理やり、あるいは作為的に課題をやらせようとしてはならないのです

相手の課題に介入すると、トラブルが生じてしまいます。

親が子供に無理やり勉強させようとして、果たして子供は素直に言うことを聞くでしょうか?
「勉強しなさい!」と言われると、反対にやる気を失った、という経験ある人ばかりだと思います苦笑

催促されたり干渉されたりするほど相手に嫌な思いをさせるは課題に介入しているからなのですね。

ですので、対人関係のトラブルを避けるには、課題を分離し、「自分には何ができるだろうか」と問いかけることです

先の勉強の例でいえば、親は子供の課題に介入するのではなく、子供が課題に向いやすくする助けをすることで、良好な関係を築けるでしょう。

  • 子供に対する勉強への気持ちを聞く。わからないところがあって困っているなら、一緒に問題に取り組む
  • わからないことがわかったことの喜びを知ってもらう
  • 子供にばかりやらせるのではなく、自分にも課題を与えて、一生懸命取り組む姿を見せる

など、親としてできることはいろいろとありますね。

これが悩み解決の始まりとなります。

解決策を得られるステップ「結末の予測」とは?

このように課題を分離したあとにすることが「結末を予測する」ことです。

結末の予測とは、「今までやってきたことを続けるとどうなるのかを検討すること」です。

勉強の例でいうなら、子供に「勉強しなさい!」と言い続けていたらどうなるかを予測することです。

結末を予測すると、

「そんなことを言い続けて本当に勉強するようになるのか?」
「ますます子供は勉強へのやる気を失うのではないか?」
「そもそも自分が子供のときに、親から言われたらどう感じるのか?」

と今までとは違った視点から問題を見つめ直すことができ、解決策を見出すことができるのですね。

この「結末を予測する」についてはまた次回、別の具体例を通して詳しくお話しします。

勉強会に参加された方の感想

どのお話も興味深かったです。大変納得いたしました。

 

目的を達成するために便利だから悩みを作り出してる、ってところに目から鱗かつ納得しました!

 

悩み解決の3ステップ、特に結末を予測する、代替案を考える、は実践していきたいと思いました。

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