3/3(土) Facebookでわかる“テイカーの特徴”とは-良好な人間関係を築くGIVEの精神7|心理学勉強会レポート30

心理学ワークショップ主催の ゆう です。

今回のワークショップには6名の方にご参加いただきました^^

ワークショップの中で長めのディスカッションも取り入れたところ、皆さん、積極的に意見交換をしていただいて、非常に盛り上がったと思います(^^)

やはり、こちらが一方的に話をするだけでなく、いろいろ意見を言っていただくことで、お互いにより理解を深めることができると感じました。
これを通して、日常に活かせるところまで落とし込んでいきたいですね。

今後のワークショップでも続けてディスカッションをやっていきたいと思います。

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行動心理学に学ぶ、人間の3つのタイプとは?

今回のワークショップは、
良好な人間関係を築く“GIVEの精神”」についてでした。

メインとなったのが『GIVE&TAKE』という本の内容です。

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

この本は、組織心理学者であるアダム・グラント氏(ペンシルベニア大学ウォートン校の心理学教授)によって書かれました。

グラント教授は世界の文化をまたいで3万人以上を対象にした調査を行い、調査を元に、「与える」「取る」という観点で人間を3つのタイプに分類しました。

そのタイプとは、

  1. ギバー(Giver)
  2. テイカー(Taker)
  3. マッチャー(Matcher)

の3つです。

ギバーは受け取る以上に多くを与える人、
テイカーは与えるよりも多くを受け取ろうとする人、
マッチャーは与えることと受け取ることのバランスをとる人のことです。

この中で、最も成功から遠い位置にいるのはギバーであるといわれています
ギバーはテイカーに比べて収入が平均14%低く、さらに犯罪の被害者になるリスクは2倍であるとわかっています。

こんなことを聞くと「与えるなんてバカバカしい。ギバーになんかならないほうがいい」と思われるかもしれません。

ところが、最も成功しているタイプもまたギバーであるといわれているのです

これは一体、どういうことでしょうか。

それは、ギバーといっても実は2通りあるのです。

1つは「他者志向性」のギバー、
そしてもう1つが「自己犠牲型」のギバーです。

他者志向性のギバーは大きな成功をおさめているのですが、自己犠牲型のギバーは割を食ってしまっているのですね。

そのためグラント教授の主張は、単にギバーになろうということではなく、他者志向性のギバーになろう、ということなのです。

ではどうすれば、他者志向性のギバーになれるのでしょうか。

前回までは、ギバーの素晴らしい特徴をご紹介していました。

前回の記事はこちら

12/7(木・祝) ギバーの特徴「自分のものの見方の外に出る」とは-良好な人間関係を築くGIVEの精神6|心理学勉強会レポート27
心理学ワークショップ主催の ゆう です。 今回のワークショップには、初めての方3名を含む、5名の方にご参加いただきました。 奥さんの勧めで来ていただいた方もおられ、勉強会の内容にも喜ばれていたようで、私自身も嬉しく思いました^^...

今回から、他者志向性のギバーと、自己犠牲型のギバーの決定的な違いについてお話ししていきます。

その違いを知ることで、自己犠牲型のギバーになるのを避けることができるのです。

他者志向性のギバーと、自己犠牲型のギバーの違い

1つ目の違いは、

自己犠牲型のギバーがいつでも人を信用するのに対し、
他者志向性のギバーは信用が基本ながら、行動や評判から相手のタイプを判断し、適切な対応をすることです

ギバーにとって、最悪の相性なのがテイカーです。
テイカーに対してひたすら与え続けならば、そのリターンは得られないため、やがては疲弊して、燃え尽きてしまったり、精神的に追い詰められてしまったりするのです。

テイカー以外とは相性が良いです。
同じギバー同士なら、お互いに必要なものを多く与え合えますし、相手がマッチャーの場合も、マッチャーは受け取ったものに対して相応にお返しをしてくれるからですね。

よって自己犠牲型のギバーにならない必須条件が、相手がテイカーどうかを見極め、かつ適切な対応をすることです。

グラント教授はこう語っています。

嘘に引っかかったり、食い物にされたりするのを避けるには、本物のギバーと、テイカーや詐欺師を見分けることが重要だ

成功するギバーになりたければ、自分の身を守るために、人を操って利用しようとしている人間を見抜かなければならない。

ではどうすればテイカーかどうかを見極められるのでしょうか。

実は、Facebookでわかる“テイカーの特徴”があります。

それはこの3つです。

  1. ナルシスティックな、実物以上によく見える自分の写真を投稿
  2. 露出度が高く、慎み深さに欠けていた
  3. 「友だち」がやたらと多かった

思い当たる人が浮かんだかもしれません。
自分が前面に出ている、自分をよく見せようとしている人はテイカーの傾向がある、ということですね。

しかしこれだけの判断材料でテイカーかどうかを見抜くのは難しいですね。Facebookでの投稿は、その人の人となりを知る、ほんの一部でしかありません。

決定的にテイカーと見抜く情報がほしいところです。

それはいったい何なのか…。次回、詳しくご紹介します。

まとめ

  • 組織心理学者であるアダム・グラント氏によって、「ギブ・アンド・テイク」という観点から、人間が3つのタイプ(ギバー・テイカー・マッチャー)に分けられました。このなかで最も成功しているのも、最も成功から遠い位置にいるのもギバーといわれています
  • ギバーに大きな差が出るのは、それはさらに他者志向と自己犠牲の2つに分けられるからです。自己犠牲のギバーはテイカーから搾取され、疲労を感じ、割を食っていると指摘されています
  • 自己犠牲のギバーはいつでも人を信用するゆえ、テイカーにだまされ、利用されてしまいます。対して他者志向のギバーは信用と基本としつつ、相手の行動・評判からタイプを見極め、それによって対応を変えているのです
  • 成功するギバーになるには、自分の身を守るためにテイカーを見抜かなければなりません。テイカーの見抜き方の1つに、Facebookでわかる“テイカーの特徴”が3つ、教えられています
    1. ナルシスティックな、実物以上によく見える自分の写真を投稿
    2. 露出度が高く、慎み深さに欠けていた
    3. 「友だち」がやたらと多かった

ワークショップに参加された方の感想

自分の周りで尊敬できると思ってる人たちは、共通してGiverの素晴らしい特徴を持ってると思いました。

続きの記事はこちら

3/21(水・祝) 愛想の良さに要注意!気をつけるべき“ハロー効果”-良好な人間関係を築くGIVEの精神8|心理学勉強会レポート32
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