ワークショップ主催の ゆう です。
今回のワークショップには初めての7名を含む、8名の方にご参加いただきました^^
平日にもかかわらず、たくさんの方にご参加いただき、ありがたかったです(>_<)
恒例のディスカッションも、とても盛り上げてくださり、より理解を深めていただいたようでした(^^)
双方のコミュニケーションがあると、お互いの理解が深まって、いいですね☆
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アドラー心理学で勧められていることとは?
今回のワークショップでは、
アドラー心理学から学ぶ「対人関係が激変する“課題の分離”」
というテーマでお話ししました。
アドラー心理学は、ご存知の方も多いと思います。
アドラー心理学について書かれた『嫌われる勇気』がベストセラーとなったことで、一躍、有名になりましたよね。
『嫌われる勇気』が発売されたのは今からもう4年も前ですが、続編の『幸せになる勇気』とともに、今も書店に並べられていますね。
『嫌われる勇気』は国内累計発行部数が168万部を突破したそうです(2018年1月)。今も売れ続けているのは、すごいですね。
では、その『嫌われる勇気』で多く知られるようになったアドラー心理学には、どんなことが教えられているのでしょうか?
アドラー心理学では、人間の悩みについて
人間の悩みはすべて対人関係の悩みである
と提唱されています。
悩みには必ず他者の存在があり、他者を離れた悩みはない、といわれているのですね。
実際に、人間関係の悩みは絶えないと思います。
会社では上司、同僚、部下との関係、
家では奥さんや旦那さん、子供との関係、
ほかにも友人との関係、近所付き合いや、学校の人たちのとの関係など。
私達は生きていく上でさまざまな人との関係が生じるのであり、それらにまったく悩んでいない人はいないでしょう。
そんな対人関係の悩みを、どうすれば解消できるのでしょうか?
その対人関係の悩み解消のメソッドを教えているのがアドラー心理学です。
私達の選択している生き方は、実は不便なものが多いです。対してはアドラー心理学では便利な生き方を教えています。
「あなたはそれがいいと思われているかもしれないですが、それは実は不便な生き方であり、より他者との関係を複雑にして、苦しみから抜け出せなくなっているのですよ」と警告を出し、便利な生き方が勧められているのですね。
対人関係が激変する「課題の分離」
それでは、便利な生き方とは、どんな生き方なのでしょうか?
それは「課題の分離」ができている生き方です。
「課題の分離」について『嫌われる勇気』ではこのように書かれています。
およそあらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと―
あるいは自分の課題に土足で踏み込まれること―
によって引き起こされます。
課題の分離ができるだけで、対人関係は激変するでしょう。
対人関係のトラブルは、他者の課題に踏み込むこと、あるいは自分の課題に踏み込まれることによって生じる、
反対にいえば、課題の分離ができていれば、対人関係のトラブルは生じることなく、良好な関係を築ける、ということですね。
課題の分離とは、
- これは「誰の問題か」を問う
- 自分の課題と相手の課題を切り離す
ことです。
自分の課題のことは考えずに、相手の課題に土足で踏み込もうとする。言い換えると、相手を責めて、自分のことは正当化する。責任転嫁をする。
そんなことをしていては、対人関係のトラブルが当然起こってしまうのです。
自分の課題と相手の課題を切り離し、相手の課題に踏み込むことなく、自分の課題に集中する。
それが「課題の分離」ということですね。
この「課題の分離」について、次回は具体的な例から理解を深めていきたいと思います。
まとめ
- アドラー心理学では「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」といわれています。他者から完全に離れて生きていくことはできず、ゆえに対人関係の悩みは尽きません。その私達に、他者との関係をもっとシンプルにできる、便利な生き方が教えられているのがアドラー心理学です
- 便利な生き方の第一歩が「課題の分離」です。他者の課題に介入したり、自分の課題に踏み込ませたりすることで、トラブルが生じてしまいます。反対に課題の分離ができれば、対人関係は激変するとまでいわれているのです
勉強会に参加された方の感想
○初心者にわかりやすく教えて頂いて感謝してます。
とても有意義な時間でした。
○課題の分離を、日常生活で、しっかり毎日毎日、実践していきたいと感じました。
とても分かりやすい講話でした。
続きの記事はこちら

引用した書籍
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