2/ 4(日) 最も不幸な人とは?『道は開ける』から学ぶ、自分を捨てて他の誰かになろうとする悲劇|朝活レポート192

朝活主催の ゆう です。

久しぶりの日曜日の開催(土曜日開催がほとんどです)だった今回の朝活は、初めて方4名を含む、5名の方にご参加いただきました!

初めての方に多く来ていただき、より刺激のある朝活になりました^^

日曜日の朝となると、どうしてもダラダラと過ごしがちになってしまいますが、午前中から予定を入れて早起きをすると、充実感が得られますね(^^)

より充実感を得たい方は、ぜひ朝活をうまく利用してください!

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朝活ワークの学び「もっとも不幸な人間とは…」

今回の朝活では、デール・カーネギー著『道は開ける』の一説について学びました。

唐突な質問ですが、さまざまな神経症や精神病の根源となっているものとは何だと思いますか?

児童教育についての13冊の著書を持つアンジェロ・パトリは、その神経症や精神病や根源をこう語っています。

自分の持つ肉体と精神を捨てて他の人間に、他のなにかになろうと願う者こそが、もっとも不幸な人間なのである。

「自分らしさ」を捨てて、他のなにかになろうとする者はもっとも不幸な人間であり、神経症や精神病を招いてしまうのですね。

確かに自分のことが嫌いで受け入れられなければ、精神的に苦しくなってしまいます。

また自分らしく生きることを恐れ、他人の目を気にしてばかりいても、精神的に良くないでしょう。

他のなにかになろうと願う者はもっとも不幸な人、と聞くと、ピンとこなかったり、大げさのように感じたりもしますが、具体的に考えてみると、非常に的を射ていると感じました。

デール・カーネギーの忠告「人のまねをしてはいけない。自分らしく生きること」

この「自分じゃない誰かになりたい」という渇望は、特にハリウッドに蔓延しているそうです。

野心を抱える若手俳優たちはみな、ハリウッドスターの二番煎じ、三番煎じになりたろうとするのです。

そんな彼らに、ハリウッドで最高の映画監督の一人であるサム・ウッドは

その味はもうみんなすっかりお馴染みなんだ。次は新しい味を待望しているんだよ。

と言い続けたそうです。

いくら既存のハリウッドスターのようになろうとしても、彼らを超えることはできません。彼らに憧れるばかりでは、そのようになれない自分を責めて、自己嫌悪に陥ってしまいかねません。

そうならないようサム・ウッドは、若手俳優達に自分らしさを出すべきことを訴えていったのですね。

もちろん最初は、すでに成功している人のやり方を真似てみるのが上達への近道と思いますが、それが自分に合わないこともあります。
だからといって自己嫌悪になる必要はなく、自分に合ったやり方を見つければいいのですね。

デール・カーネギーは最後にこう言って結んでいます。

人のまねをしてはいけない。自分を見つけ、自分らしく生きること。

自分らしさを出して、それが受け入れてもらえなかったとしても、みんながみんな、あなたのことを受け入れないわけではありませんね。支援してくれる人は必ずいます。

他人の目を気にしすぎることなく、自分らしさを出すことを恐れずに生きていくことが大切だと、強く知らされる機会となりました。

まとめ

  • 「自分らしさ」を捨てて、他の何かになろうとする人が最も不幸な人であり、神経症・精神病も患ってしまう、といわれています。自分のことが嫌いで、自分を受け入れていなければ、精神的に健康ではいられなくなるのです
  • D・カーネギーは「人のまねをしてはいけない。自分を見つけ、自分らしく生きること」と忠告しています。他の誰かになることへの強迫観念を持たず、「これが自分だ」と自分らしく生きることで精神的に楽になります。また、そんな自分を支援してくれる人も必ずいるとわかり、ますます元気になれるでしょう

参考にした書籍

道は開ける 文庫版

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