12/23(土) 見返りを求める心に対処するには?ローマ帝国・大賢者の提言「人間の本性を知り、受け入れよ」|朝活レポート189

朝活主催の ゆう です。

今回の朝活には、初めての方お2人を含む、4名の方にご参加いただきました^^

自己紹介からお仕事や趣味の話でとても盛り上がり、すぐに皆さんと打ち解けることができました。普段は接する機会のほとんどない職種の方ともお話の機会を持てて、良い刺激も受けました☆

気軽に異業種の方と接点が得られるのは、朝活の魅力の1つですね。

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朝活ワークの学び「人間の本性を受け入れる」

マルクス・アウレリウス という人物をご存知でしょうか?

世界史を習った方なら知られているかもしれません。

この人物は、ローマ帝国に君臨した大賢者といわれています(下の写真の人物)。

マルクス・アウレリウスは「人の本性」について、こう語っています。

今日も私は、口やかましく自己中心的で、エゴに溢れ、感謝を知らない人びとと会うことになる。

だが、なんとも思わない。

そうした人びとがいない世界など、あり得ないからだ

(『道は開ける』より引用)

私達は他人に対して、過度に期待を寄せてしまうことがあります。

もし自分がした親切へのお礼がなかったら、「これだけ尽くしているのにお礼もないなんて、どうかしてる!」と憤慨し、相手との関係を断ってしまう人もいるでしょう。

しかし、マルクス・アウレリウスは、「口やかましく自己中心的で、エゴに溢れ、感謝を知らない」のが人間の本性であると受け入れ、だからこそ、たとえ相手がどんな反応であったとしても何とも思わない、と語っているのですね。

人は、感謝を忘れる。

それが人の本性だと受け入れてしまえば、ふと人から伝えられた感謝は大きな喜びになり、たとえ感謝されなくても、気に病むようなことはなくなる、とデール・カーネギーも助言しています。

さらにカーネギーは、お礼がない、愛されていない、かまってくれないと嘆くのではなく、見返りを求めず自らの愛情を人に注ぐことが愛を得るための唯一の方法とも語っています。

いざやるとなれば難しいですが、過度に期待せず、相手に反応がなかったとしても気にせずに、自分にできる親切に力を集中させていきたいですね。

朝活に参加された方の感想

○ワークの内容が大変勉強になりました!

○人と話せていろんな価値観を知れるのがよかったです。
 また、ワークが勉強になりました。

○異業種の方と話ができ、それぞれちがった出身地の特有の話を聞くことができたのもいいなと思った。

引用した書籍

道は開ける 文庫版

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勉強会レポート勉強会の内容
心理学ワークショップのご案内

東京都内で心理学を学べるワークショップを開催しています。
はじめての方にもわかりやすいワークショップです。
いろいろな職種の方も参加されていて、交流を深めることもできます。

この記事を書いた人
南 雄一郎

スキルアップ!勉強会 主催者。
2014年から都内のカフェでコミュニケーションのスキルを上げるための勉強会を開催していました。
2016年からは、対人関係でのスキルを心理学から学ぶ勉強会をメインに開催しています。
勉強会の開催数は累計200回以上です。

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