心理学勉強会 主催の ゆう です。
今日の勉強会には初めての方お2人を含む、3名の方にご参加いただきました☆
今回はアメリカご出身で日本企業にお勤めの方にもご参加いただき、異文化交流もとても盛り上がりました^^
アドラー心理学はどの国の方にも関心を持たれているのだと、改めて感じました。
スポンサーリンク
アドラーの4つのパーソナリティ-キーワードは「共同体感覚」
今回の勉強会のテーマは
「アドラーの4つのパーソナリティ」についてでした。
前回の記事はこちら

前回までの内容を、簡単に振り返りますと、まず「パーソナリティ」とは、性格・個性のことです。
それぞれみなさん、いろいろな性格・個性を持たれていますが、それは大きく「健康なパーソナリティ」と「未熟なパーソナリティ」に分けられます。
健康なパーソナリティの人は、良好な対人関係を築ける人です。対して未熟なパーソナリティの人は、対人関係で悩んだり、トラブルを引き起こしたりしてしまう人です。
さらにアドラーは、パーソナリティを「共同体感覚」と「活動的かどうか」を軸に4つに分けています。
それは
- 共同体感覚が高くて、活動的である人
- 共同体感覚が高くて、非活動的である人
- 共同体感覚が低くて、活動的である人
- 共同体感覚が低くて、非活動的である人
の4つです。
共同体感覚とは
- 自己受容
- 他者信頼
- 他者貢献
の3つのもので構成されています。
前回は「自己受容」と「他者信頼」についてご紹介しましたので、今回は「他者貢献(感)」について詳しくお話しします。
他者貢献感は「他の人の役に立つ」と感じていること
「他者貢献(感)」とは、
自分は役に立つ、他の人の役に立つ、ということを感じている状態
のことです。
「自分は他の人の役に立てている」と感じることができれば、自分の価値そのものも感じることができます。
自分の価値を感じられれば、自分を受け入れること(自己受容)ができるようになります。
自己受容ができれば、それが他者信頼、そしていっそうの他者貢献(感)へとつながる…、という好循環が生まれるのです。
実際に他者に対して役に立てている、貢献ができていることも大事なのですが、まず大事なのは、他者貢献に踏み出して、自らが貢献感を持つことです。
はじめはどうしても自分本位(他者に実際に役立つかどうかではなく、自分がしてもらいたいと思っていることを相手にもする)になってしまいますが、他者貢献に踏み出すことで、実際に相手の役に立っているかどうか、他者への影響も意識できるようになっていきます。
次第に、他者に役立つ適した努力ができるようになっていくのです。
以上が他者貢献であり、先で紹介した自己受容、他者信頼と合わせて「共同体感覚」を形成する大切な要素です。
この「共同体感覚」は、もっとわかりやすく、馴染み深く ひと言でいうことができます。
それについては次回、ご紹介します。
勉強会に参加された方の感想
○わかりやすく簡潔にまとめられていました。
お話のペースもとても聞きやすかったです。
続きの記事はこちら

スポンサーリンク