11/4(土) 他人がした貢献に注目する-良好な人間関係を築くGIVEの精神5|心理学勉強会レポート23

心理学ワークショップ 主催の ゆう です。

今回の勉強会には、初めての方2名を含む、4名の方にご参加いただきました☆

三連休の中日であり、参加される方がおられるか不安でしたが(^^;) お話と交流の機会をいただけて、よかったです!

今回のワークショップでは、「良好な人間関係を築く“GIVEの精神”」についてお話ししました。

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悪気がなくても人は自分の貢献を過大評価し、他人の貢献を過小評価する

今回のワークショップのテキストにしたのが『GIVE&TAKE』です。

この本は、ペンシルベニア大学ウォートン校の終身教授であり、組織心理学者のアダム・グラントによって書かれました。

この中には、人間のタイプは

  1. Giver(ギバー)
  2. Taker(テイカー)
  3. Matcher(マッチャー)

の3つがあること。

3つのタイプのうち、アダム・グラントは最も成功しているゆえGiverになることを勧めていること、

ただし、Giverは最も割を食っているタイプでもあり、Giverとして成功するには工夫が必要であることを説いています。

Giverとして成功するには、Giverにはどのような特徴があるのか、その素晴らしい特徴を知っておかねばなりませんね。

素晴らしい特徴の1つ目が「時間に鷹揚」であること、

2つ目が「他人がした貢献に注目する」ことでした。

前回は「他人がした貢献に注目する」について、私達人間は、悪気はなくても自分の貢献度を過大評価し、相手の貢献度を過小評価してしまう(責任のバイアス)、とお話ししました。

前回の記事はこちら

10/25(水) 自分の貢献を高く見積もる“責任のバイアス”-良好な人間関係を築くGIVEの精神4|心理学勉強会レポート21
心理学ワークショップ 主催の ゆう です。 今回のワークショップでは、初めて方お2人を含む、5名の方にご参加いただきました☆ 久しぶりに参加され、お話しできた方もいて、充実した時間になりました^^ 『GIVE&TAKE』から知...

成功するGiverは、この「責任のバイアス」を克服し、相手の貢献に注目し、相手に感謝や尊敬を示すことができる人、相手をやる気を奪わずに信頼される人なのです

反対に、「責任のバイアス」を克服できないと、他人に対しての感謝や尊敬の思いなど抱かず、傲慢な態度を取ってしまいます。そんな人は周りから信頼されずに、嫌われてしまいますね。

では「責任のバイアス」の原因とは何か、
また克服方法としてどんなものがあるのか、ご紹介します。

「責任のバイアス」の原因と、克服法

「責任のバイアス」の原因は、いわれれば当たり前なことで、「自分の貢献に関する情報量のほうが多い」からです。

自分がいかに努力をしているかはわかります。しかし相手がどれだけ努力をしているかの情報の取得は、限られてしまいます。陰の努力は簡単に見落としてしまいますね。

それでは、その原因を踏まえたうえで、「責任のバイアス」を克服するにはどうすればいいのでしょうか?

それは、「他人の貢献に注目し、他人の貢献をリスト化する」ことです。

他人の貢献をリスト化し、それを見ることで、見落としがち・忘れがちな他人の貢献に気付き、他人の貢献を過小評価するという「責任のバイアス」を克服することができます。

それについて、こんな実験が行われました。

従業員が、上司にどれくらい貢献しているか考える前に、上司からどのくらい助けられているかを考えたそうです。

すると、上司の貢献に対する評価が、部下が上司の貢献を考える前が17%だったのに対し、上司の貢献を考えた後は33%になったそうです
他者の陰の貢献を考えることで、他者の貢献への評価を高め、「責任のバイアス」の克服につながるのですね。

「責任のバイアス」を克服することで、

うまくいかないときは自分が責任を負い、
うまくいっているときは、すぐにほかの人を褒める

ようになれます。そうなれば、責任感の強い人と思われ信頼されるでしょうし、周りから好かれもしますね。

これこそが「ギバーの心がけ」です。

他人の貢献に注目し、他人の貢献をリスト化する」、ぜひ心がけ、実行していきたいですね。

心理学勉強会に参加された方の感想

生活上の様々な難問をこうした レクチャーで気軽に聞けるのは、とてもありがたいです。

 

Giverになるモチベーションが生まれました。

続きの記事はこちら

12/7(木・祝) 自分のものの見方の外に出る-良好な人間関係を築くGIVEの精神6|心理学勉強会レポート27
心理学ワークショップ主催の ゆう です。 今回のワークショップには、初めての方3名を含む、5名の方にご参加いただきました。 奥さんの勧めで来ていただいた方もおられ、勉強会の内容にも喜ばれていたようで、私自身も嬉しく思いました^^...

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朝活&勉強会レポート勉強会の内容行動心理学
この記事を書いた人
南 雄一郎

朝活 兼 心理学ワークショップ主催者。2014年から都内のカフェでスキルアップのための朝活を開催。
2016年からは元々関心のあった心理学のワークショップを開催。
朝活、ワークショップともに、累計回数は150回以上。

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