11/4(土) 自動車王 ヘンリー・フォードの成功哲学「得るために与える、与えたから得る」|朝活レポート187

朝活主催の ゆう です。

今回の朝活は初めての方2名を含む、4名の方にご参加いただきました☆

3連休の中日、ついつい朝は寝て過ごしてしまいがちですが、その中をご参加いただき、嬉しく思いました^^

初めて参加された方とも趣味の話で盛り上がり、打ち解けることができて、よかったです! ワークで学びを深めることもでき、楽しく充実した時間となりました(^^)

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朝活ワークの学び「自動車王 ヘンリー・フォードの成功哲学」

今回の朝活のワークでは、ヘンリー・フォードのエピソードから「『得る』ために『与える』」という教訓を学びました。

Henry ford 1919.jpg

(ヘンリー・フォードの肖像画)

ヘンリー・フォードといえば、アメリカの三大自動車メーカーの1つであるフォード・モーターの創業者ですね。
世界の自動車王とも呼ばれています。

それほどの人物なので、さまざまな偉大なエピソードが残っています。そのうちの1つが、フォードが行った経営政策です。

他の自動車製造業者が製品の値上げを決定したときに、フォードは逆に値下げをしたのであり、また他の工場が賃金の値下げを決めたときに、フォードは賃金を引き上げた、といわれています。

他の業者が製品の値上げをしたのは、おそらく自動車の材料の原価が高騰し、現状の値段では利益が得られなくなる、という判断からでしょう。

それにもかかわらずフォードが値下げしたのは驚かされますね。赤字覚悟で値下げをしたに違いありません。

なぜそんな無謀とも思える経営政策をとったのでしょうか。

フォードはこのように語っています。

私の哲学は、人々に最高の製品を最低の価格で提供するということだ。

最高の製品を最低の価格で提供する…。この哲学に従ったがゆえの経営政策だったのですね。

ではその結果どうなったのか。

ご存知のように、フォード・モーターはアメリカ最大の自動車会社となり、フォード自身は世界有数の大富豪になったのです。

「得る」ために「与える」のであり、「与えた」からこそ「得る」

これがフォードの成功哲学であり、私たちにとっても大切な人生の教訓といえます。

私達はいかに自分が損をしないか、自分がより多く得できるかということを優先してしまいがちです。
しかしそうではなく、相手にいかに喜んでもらえるか。そこに焦点を当てることが大切であると、フォードのエピソードから学ばされました。

一見、自分が損をしているように思えることでも、長い目で見れば、それが信用を築くことになり、成功へと導いてくれるのですね。ぜひ心がけていきたいです。

まとめ

  • 世界の自動車王 ヘンリー・フォードは、他社が製品の値上げを決定したときには自社製品の値下げをし、他社が賃金の値下げを決めたのに対しては賃金の値上げをしました。無謀に思える経営政策と行ったのは「人々に最高の製品を最低の価格で提供する」という指針からでした
  • 「得るためには与える、与えたからこそ得る」という哲学によって、フォードの成功はもたらされました。一時的には損をしたように思えても、長い目で見ればそれは信用となり、成功へと後押ししてくれるのです

朝活に参加された方の感想

○コミュニケーション力を上げる機会が得られたのと、楽しいトークもできて良かったです。

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この記事を書いた人
南 雄一郎

スキルアップ!勉強会 主催者。
2014年から都内のカフェでコミュニケーションのスキルを上げるための勉強会を開催していました。
2016年からは、対人関係でのスキルを心理学から学ぶ勉強会をメインに開催しています。
勉強会の開催数は累計200回以上です。

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