朝活主催の、ゆうです。
今月から中目黒のレンタルスペースで、ワークショップを開催することにしました☆
カフェでの勉強会とはまた違い、レンタルスペースではより話に集中していただいたり、ゆったりと落ち着いてディスカッションしたりもできるので、とてもよかったです^^
今回のワークショップでは初めての方5名を含む、7名の方にご参加いただきました。
フランスや上海出身の方にも来ていただき、国際色も豊かなワークショップでした。
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アドラー心理学から知る、対人関係の悩み解消の3ステップ
今回のワークショップのテーマは、
アドラー心理学に学ぶ「人間関係の悩み解消の3ステップ」
でした。
アドラー心理学では
人間の悩みはすべて対人関係の悩みである
と教えられています。
アドラーの言うように、対人関係の悩みは絶えず、苦しまれている方が多いでしょう。
その対人関係の悩みを解消するにはどうすればいいのか?
アドラー心理学のパイオニアである野田俊作さん(日本アドラー心理学会 創設者)は、悩みを解決する3ステップを教えられています。
その3ステップとは、
- 課題の分離
- 結末を予測する
- 代替案(オルタナティブ・ウェイ)を実行する
の3つです。
前回の記事では、最初のステップ「課題の分離」についてお話ししました。
前回の記事はこちら

課題の分離とは、まず「これは誰の問題か」を問い、その上で「相手の課題」と「自分の課題」とを切り離すことです。
そして重要なのは、他者の課題に介入してはならない、ということです。他者の課題に介入すると、必ず対人関係のトラブルが引き起こります。
それはなぜか、具体例を見てみましょう。
課題に介入するほど、望む結果が得られない
前回の記事でも紹介したのが「LINE既読スルー問題」です。
返信してもらいたい内容のメッセージを送って「既読」がついているのに、返信がこなくてイライラする…。思い当たる方が多いのではないでしょう。
ではこの問題を「相手の課題」と「自分の課題」とに分けると、どうなるでしょうか。
相手の課題は、返信するかどうか、ですね。
対して自分の課題は、返信が来ないことにどう対処するか、ということです。
相手の課題 | 自分の課題 |
返信するかどうか | 返信が来ないことにどう対処するか |
こんな問題が起きたとき、「既読になっているのに、どうして返信してくれないの?」と相手を責める人も多いでしょう。
しかしこの相手を責めるという行為は、相手の課題への介入になります。
「返信しないのだから、責められて当然だ」と思うかもしれません。
では責められた方は、あなたのことをどう思うでしょうか?返信したいと思うでしょうか?
その反対ですね。責められた方は、ますます返信をしたくなくなります。
「返信をしようと思っていたのに、そんな言い方をするなんて酷い。やる気がなくなった」なんて言われるかもしれません。
相手の課題に介入すればするほど、自分が望む結果が得られないどころか、望まない結果を招いてしまうのです。
なので、相手に返信をしてもらうために自分はどうすればいいのかと、自分の課題に注目して、自分を変えることが、良好な対人関係を築くのに必要なのですね。
では具体的にどのように自分を変えていけばよいのでしょうか。
次回、詳しくお話しします。
まとめ
- アドラー心理学の第一人者である野田俊作さんは、悩み解決の方法を3つのステップで教えられています
- 課題の分離
- 結末を予測する
- 代替案(オルタナティブ・ウェイ)を実行する
- ステップの1つ目が「課題の分離」です。相手の課題と自分の課題とに分け、相手の課題に介入しないことで、対人関係は劇的に良くなります。反対に他者の課題に介入すれば、必ずトラブルが生じるのです
- 課題への介入とは、相手を責めること、批判をすることです。責められたほうは反発し、善意が削がれてしまいます。ゆえに相手の課題に介入すればするほど、自分の望むこととは反対のことを相手にさせ、望まない結果を招くのです
ワークショップに参加された方の感想
○日常で実践可能な内容を学べて、ためになりました。
○Good!機会があればまた参加したいです。
続きの記事はこちら

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