朝活主催の、ゆうです。
本日のカフェ勉強会には初めての方3名を含む、6名の方にご参加いただきました☆
予約していた席数では足りなくなるほど、多くの方にご参加いただき、大変嬉しかったです。
今回、メインでお話しした『GIVE&TAKE』の本を読まれている方にもご参加いただき、フリートークも盛り上がりました^^
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『GIVE&TAKE』から学ぶ“人間の3つのタイプ”
今回はアダム・グラント著『GIVE&TAKE』についてお話ししました。
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)
『GIVE&TAKE』は、24カ国語以上で翻訳され、世界中の人びとの「働く意義」を変えたといわれる大ベストセラーです。
著者の組織心理学者 アダム・グラント氏は、ペンシルベニア大学ウォートン校にて史上最年少で終身教授になった方です。
1981年生まれなので、まだ36歳ぐらいです。かなり若いですね。
『フォーチュン』誌の「世界でもっとも優秀な40歳以下の教授40人」にも選ばれました。
そのグラント教授が、世界の文化をまたぎ3万人以上を対象に調査し、人間を大きく3つのタイプに分類されました。
その3つのタイプとは、
- Giver(ギバー)
- Taker(テイカー)
- Matcher(マッチャー)
です。
Giverは受けとる以上に与えようとする人のことです。見返りは求めずに、他者のために時間を割き、助ける人のことですね。
Takerは与えるより多くを受けとろうとする人のこと。他者のために時間は割きたくない。他者を利用して、自分が儲けたい、手柄を得たいという人のことです。
Matcherは損得のバランスと取ろうとする人。自分が相手のために時間や体力を使ったなら、相手にも自分のために時間や体力を使ってほしい、反対に相手が自分のために親切をしてくれたなら、自分もその分のお返しをしよう、という人ですね。
職場や友人関係など見回してみると、
「あ、この人はいつもとても親切だからギバーかな?」
「この人は自分は損をしたくない、でもちゃんとお返しもしてくれるタイプだから、マッチャーだろうな」
「あの人は自己中心的なことが多いから、テイカーかもしれない…」
と、どのタイプかに当てはまるではないでしょうか。
もちろん、同じ人であっても、場所や周りの人の違いによってタイプを使い分けしている人がほとんどなので、一概に「このタイプ」というのは言えないかもしれません。
ただ、それぞれこの傾向が強い、というのはあります。
みなさん自身は、どのタイプだと思いますかは?
最も成功しているのと、最も割を食っているタイプは?
ここで、この3つのタイプの中で、最も成功から遠い位置にいるタイプは、どのタイプでしょうか?
Giver?
Taker?
Matcher?
心情的にはTakerであってほしいのですが、正解は「Giver」です。
実際に、GiverはTakerに比べて、収入が平均14%低く、犯罪の被害者になるリスクは2倍、というデータが出ているそうです。
Giverは他者に時間をかけることで自分の時間が取れなかったり、その親切心から騙されて搾取されたりすることがあり、このような結果を招いてしまうのですね。
では反対に、3つのタイプのうち、最も成功しているのどのタイプでしょうか?
実はこれも「Giver」です。
最も成功しているのもGiver、最も割を食っているのもGiverなのです。
なぜこのような結果が出るのかというと、「Giverに2通りあるから」とグラント教授は語っています。
それは「自己犠牲型」のGiverと、「他者志向性」のGiverの2つです。
自己犠牲型のGiverは割を食っていて、他者志向性のGiverは大きな成功を収めています。
ではどうすれば他者志向性のGiverになれるのでしょうか?
また、その特徴は?自己犠牲型のGiverとの違いはどこにあるのか?
など、気になる疑問には、また次回以降、お話ししていきます。
まとめ
- 組織心理学者 アダム・グラント氏は、「ギブ・アンド・テイク」の観点から、人間を「ギバー・テイカー・マッチャー」の3つに分類されました
- ギバー:受け取る以上に多くを与えようとする人
- テイカー:与えるより多くを受け取ろうとする人
- マッチャー:損得のバランスを取ろうとする人
- 3つのタイプの中で最も成功しているのも、最も割を食っているのもギバーといわれているのは、ギバーには「他者志向」と「自己犠牲」の、2つのギバーがいるからなのです
カフェ勉強会に参加された方の感想
○話の内容がわかりやすくて良かった。
○学びがあった。特に歴史。
○プレゼンの資料がまとまっていて、わかりやすかった。
○自分の知識になかったことを教わったので、良かった。
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