朝活主催の ゆうです。
12回目となるカフェ勉強会には初めての方3名を含む、4人の方にご参加いただきました!
初めてお会いする方が多かったですが、みなさんとてもフレンドリーで、雰囲気良くお話ができました☆
温かな対応に感謝です(>_<)
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人間関係の悩み解消の3ステップ
今回の勉強会のテーマは、
アドラー心理学に学ぶ「人間関係の悩み解消の3ステップ」
でした。
前回、「人間関係の悩み解消の3ステップ」についてご紹介した記事はこちら

アドラー心理学で、「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」と教えられている通り、日々問題になるのは対人関係ですね。
その対人関係の悩みを解消し、幸せに生きるにはどうすればいいでしょうか?
アドラー心理学の第一人者である野田俊作さんは、悩みを解決する流れを3ステップで教えられています(『グループと瞑想(アドラー心理学を語る2)』より)。
その3ステップとは、
- 課題の分離
- 結末を予測する
- 代替案(オルタナティブ・ウェイ)を実行する
です。
前回の記事では項目のご紹介だけでしたので、今回は3ステップの1番目、「課題の分離」とは何かをお話しします。
あらゆる対人関係のトラブルを解消できる「課題の分離」とは?
「課題の課題」とは、対人関係のトラブルや悩みに対して、「これは誰の問題か」を問い、「自分の課題」と「相手の課題」を切り離して考えることです。
「これは誰の課題か」を問う
具体的なことでいうと、子供が勉強をしないことに、その子の親が悩んでいたとします。
この場合、「勉強をしない」のは子供の課題ですね。その課題をやらなかったとして、最終的に困るのは子供自身だからです。
宿題をやらなかったのは子供なのに、親が学校の先生に叱られることはまずありません。叱られて嫌な思いをするのは子供です。
子供の課題 | 親の課題 |
宿題をやるかやらないか | 子供にどう対応するか |
また、たとえばあなたが友達にLINEでメッセージを送ったとします。そのメッセージは返信をお願いしたものだったのですが、既読になっているにもかかわらず、一向に相手から返信が来ない…。
いわゆる既読スルーをされたとします。
あなたは、なかなか返信が来なくてイライラしている。よくある話ですね。
この場合、「返信するかどうか」というのは誰の課題でしょうか?
それは友達の課題ですね。あなたが何を言おうと、返信するかどうかを決めるのは友達自身ですし、返信しなかったことで信頼を失ってしまうのも友達自身です。
友達の課題 | 自分の課題 |
返信するかどうか | 友達とどう接するか |
ここで、「課題の分離」の重要なルールを知っておく必要があります。
課題の分離の重要なルール
それは、
相手の課題に介入してはならない
ということです。
相手の課題に介入する、あるいは自分の課題に介入されることから対人関係のトラブルは引き起こされるのです。
この「課題に介入する」とは具体的にどういうことなのでしょうか?
また、どうして「課題への介入」が対人関係のトラブルを引き起こすのでしょうか?
次回の記事で詳しくご紹介します。
まとめ
- アドラー心理学の第一人者である野田俊作さんは、人間関係の悩み解消法を以下の3つのステップで教えられています
- 課題の分離
- 結末を予測する
- 代替案(オルタナティブ・ウェイ)を実行する
- 最初のステップ「課題の分離」は、「これは誰の問題か」を問い、その後で「自分の課題」と「相手の課題」とを切り離すことです。誰の課題かは、最終的な責任を引き受けるのは誰か、それをやる最終的な決定権があるのは誰か、で判断します
- 課題の分離でやってはならないルールが「相手の課題に介入すること」です。課題に介入することでトラブルが生じます
勉強会に参加された方の感想
○普段の生活に置き換えて説明いただいたので、わかりやすかったです。
また機会あれば、参加したいと思いました。
続きの記事はこちら

参考にした書籍
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