7/15(土) アリストテレスの提唱した“理想的人物像”とは|朝活レポート181

朝活主催の、ゆう です。

本日の朝活には初めての方お2人を含む、4名の方にご参加いただきました!

社会人になりたての方にもご参加いただき、いつもよりさらに新鮮な気持ちになりました^^

就職や転勤で地元を離れると、コミュティづくりに苦労すると思います。なかにはビジネスへの勧誘目的のコミュニティもあって、知らずに参加し、ショックを受けたことがある人もいるでしょう(私もその1人です)。

スキルアップ!朝活では、ビジネス目的抜きに、プライベートでも良い人間関係づくりができる場にしていければと思います(^^)

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朝活のワークの内容「アリストテレスの提唱した“理想的人物像”」

朝活のワークでは、有名な哲学者・アリストテレスの言葉について学びました。

「理想的な人物は?」と聞かれたら、あなたはどう答えるのでしょうか?

優しい人、
笑顔が素敵な人
カッコイイ人、
自分に自信をつけてくれる人、
お金をたくさん持っている人など、

いろいろな答えがあると思います。

これしかない、という絶対的な答えはないかもしれませんが、アリストテレスはこれこそ理想的人物-もっとも幸福に相応しい人-をこう語っています。

理想的人物とは、人のためになることを喜びとし、人にしてもらうことを恥とする人物である。

愛を与えることは、愛を受け取ることよりも貴いのだ。

(『道は開ける』より引用)

愛を与える人物、人のためになることを喜びとする人物こそ、理想的な、幸福に相応しい人なのですね。

人のためになること-笑顔で接したり、気遣いの言葉をかけたり、贈り物をしたりすること-は当然大切なことであるとわかっていますし、人のためになることをして相手が笑顔になれば自分も嬉しくなりますね。

しかしいざ人のためになることをしようと思っても、ついつい自分の都合を優先し、他人は後回しになってしまいがちです。

それどころか人からしてもらったことを恥じ入るどころか感謝もせず、当たり前だと受け流してしまうこともあるのではないでしょうか

これではアリストテレスが提唱した理想的人物とはまったく反対で、幸福にはとてもなれず、周りから疎まれ、孤独になってしまうでしょう。

アリストテレスの語る人物になるのはあまりに難しいですが、それでも人にしてもらったことにはしっかり感謝をし、1日に1回は相手を喜ばせることを実行をしていきたいですね。

1日1回であったとしても、それが積み重なれば、相手との間に深い信頼関係が構築され、幸せな気持ちも大きくなっていくでしょう。

まとめ

  • 万学の祖・アリストテレスが理想的という人物像は「人のためになることを喜びとし、人にしてもらうことを恥とする人物」といわれています。愛を与え、他者への貢献を喜びとする人が幸福に相応しい人なのです
  • 人にしてもらうことを恥じ入るどころか感謝もせず、当たり前と受け流せば、幸福にはとてもなれず、周囲から疎まれ、孤独になってしまいます。ついつい自分のことを優先してしまうのが私たちですが、感謝を忘れず、1日に1回は他者貢献を心がけていきたいものです

引用した書籍

道は開ける 文庫版

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この記事を書いた人
南 雄一郎

スキルアップ!勉強会 主催者。
2014年から都内のカフェでコミュニケーションのスキルを上げるための勉強会を開催していました。
2016年からは、対人関係でのスキルを心理学から学ぶ勉強会をメインに開催しています。
勉強会の開催数は累計200回以上です。

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