朝活主催の、ゆうです。
今回の朝活には初めての方3名を含む、6名の方にご参加いただきました☆
マレーシア在住で日本に一時帰国されている方や、医大生の方など、多様な職業の方にお越しくださり、刺激のある朝活になりました^^
朝活を通していろいろな方と知り合いになれるのが魅力の1つですね。
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朝活ワークの内容「社会生活を送っていくにあたって一番重要なこととは?」
朝活のワークでは、アドラー心理学についての書籍『生きる勇気とは何か』を通して学びを深めました。
社会で生きていく上で、人との関わり、結びつきは避けては通れないものです。
アドラーが「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」と語るように、その対人関係で苦しみ、生きづらさを感じている方はとても多いと思います。
不可避な対人関係の悩みを解消し、幸せに生きるにはどうすればいいのでしょうか?
その答えをアドラーは以下のように語っています。
社会生活を送っていくにあたって一番重要なことは、自分のことを忘れ、他の人のことを考えることである。
他の人の目で見、他の人の耳で聞き、他の人の心で感じられなければならない。
手がけようとする仕事に全力を捧げなければならない。
その際、自分が重要な人であると思われるというようなことを考えてはいけない。
ただ受け、認められるだけではなく、与え、貢献する機会を探さなければならない。
このような態度は、よきホステスに似ているといえる。
ホストやホステスはゲストが気持ちよく過ごせさえしたら幸福なのである。
社会生活を送る上で重要なのは他の人のことを考えることであり、自分がどう思われるかに関心を持たずに、与え、貢献することに徹するべき、といわれています。
しかし私たちはどうしても自分が他人にどう思われているかに一喜一憂し、他人から悪く思われることを恐れ、何かと言い訳をして、なかなか他者貢献に踏み出そうとしません。
他者貢献に踏み出すにはどうすればいいのでしょうか?
パーティーのホスト役として努める
アドラーは、いろいろと言い訳をして他者貢献に踏み出さない人が、パーティーのホスト役をして、友人が楽しい時間を過ごすように努めれば、かなりよくなるだろう、と言っています。
パーティーのホスト役の目的は、パーティーの参加者に喜んでもらうことですね。
たとえ自分は準備や当日の運営に忙しくてパーティーをゆったりと楽しめなかったとしても、参加者が満足したならば、自分も貢献感を得られて幸せな気持ちになれるのがホスト役です。
貢献感が得られてこそ幸せを実感できるのであり、反対に、人から与えてもらうことばかりを考えている人は常に不平を感じてしまうので幸福になることは難しいのです。
かかとを少しあげて歩くことから始めましょう
「言うは易く行うは難し」で、実際に人のことを考える、人のために行動する、貢献をするというのは難しいですね。
自分がどう思われているか、人は自分に何を与えてくれるかばかりを考えてしまうのが私たちの本質だからです。
しかし自分のことばかりを考えれば幸せから離れてしまいますので、まずは、少しずつでも、できる他者貢献を始めていきたいところです。
いきなりつま先立ちで歩こうとしても、それは無理なことです。しかしまずはかかとを少しあげて歩く練習をすれば、短期間で苦もなく歩けるようになるでしょう。
まず現状を受け入れ、その上で、今までより一歩でも半歩でも他者貢献のために動き出していきたいですね。
まとめ
- アドラーは社会生活を送っていくにあたって一番重要なことは「自分のことを忘れ、他の人のことを考えることである」といわれています。自分が重要な人と思われたいという気持ちを抑え、与え・貢献する機会を探す。その態度が良好な対人関係を築くことになります
- なかなか貢献に踏み出せない人に対して、アドラーは「パーティーのホスト役」になることを勧めています。ホストの目的はゲストに楽しく過ごしてもらうことであり、ホスト役をつとめれば与えることの喜びを感じ、貢献感を育むことができるのです
引用した書籍
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