4/1(土) 詩人・ミルトンの“人生を変えるくれる言葉”とは|朝活レポート173

朝活主催の、ゆうです。

4/1の朝活には初めての方お2人を含む、4名の方にご参加いただきました!

月初めということもあり、参加される方がおられるか不安でしたが、来ていただき良かったです☆ 初参加の方はもちろん、久しぶりにお会いできた人もいて、嬉しさもひとしおでした(^^)

ワークやフリートークも盛り上がり、新年度のいいスタートを切ることができました♪

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朝活ワークの学び「人生を変えるくれる言葉」

いきなりですがあなたは、幸せとは何によって決まると思いますか?

やはりお金や立派な肩書きのある人は幸せで、お金がなく社会的な地位も低い人は不幸せなのでしょうか。

また五体満足で、身体に不自由なところは何もない人は幸せで、反対に重度の障害を抱えている人は幸せになれない、と思われるでしょうか。

この幸せについて、考えさせられる話があります。

イギリスの詩人、盲目のミルトンは、三百年もの昔に真理へと辿り着いている。

心には己の居場所がある。その居場所にて地獄を天国へと、天国を地獄へと作り替える

ナポレオンとヘレン・ケラーは、ミルトンの言葉の証明ともいえるふたりである。

栄光、権力、富といった、人びとが欲して止まないものをすべて手にしていたはずのナポレオンは、セントヘレナ島で
私の人生には、幸せな日々が六日とありはしなかった」という言葉を残している。

一方、盲目と聾を抱えていたはずのヘレン・ケラーは「人生とは、なんと美しいものなのでしょう」と口にした。

(D・カーネギー著『道は開ける』より引用)

ナポレオンのように、人びとがうらやむ成功を成し遂げた人なら、さぞ幸せな人生を歩んだと思えるだろう、と私たちは感じます。

ところが「幸せな日々が六日とありはしなかった」との言葉は衝撃的です。私のほうが幸せに思える日々を長く送っている、と思うのではないでしょうか。

反対にヘレン・ケラーといえば、目も見えず、耳も聞こえず、重度の障害を抱えて生まれてきた人です。そんな障害を持って生まれたなら「人生は苦しかったと語っているのだろうな」と思います。

ところが…、「人生はなんと美しい」と語っていることにも驚きです

出来事をどう見るか、それは私たち自身にかかっているのであり、見方によって、人生はいかようにも見られるのですね。

自らの人生をありのままに受け入れること、そして人生のなかに喜びを見出すこと。それが幸せになるために大事なことであると学びました。

まとめ

  • 幸せは何によって決まるのでしょうか?イギリスの詩人、盲目のミルトンは、「心には己の居場所がある。その居場所にて地獄を天国へと、天国を地獄へと作り替える」と語っています。心のあり方によって、人生は苦しみの多いものとも楽しみ・幸せの多いものともなり得るのです
  • 人々が欲して止まないものすべて手に入れたはずのナポレオンは「私の人生には、幸せな日々が六日とありはしなかった」と残し、盲目と聾を抱えていたヘレン・ケラーは「人生とは、なんと美しいものなのでしょう」と口にしました。どのような人生であっても、自らの人生を受け入れ、喜びを見出すことができるのですね

引用した書籍

道は開ける 文庫版

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この記事を書いた人
南 雄一郎

スキルアップ!勉強会 主催者。
2014年から都内のカフェでコミュニケーションのスキルを上げるための勉強会を開催していました。
2016年からは、対人関係でのスキルを心理学から学ぶ勉強会をメインに開催しています。
勉強会の開催数は累計200回以上です。

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