朝活主催の ゆうです。
今日の朝活には初参加の方3名を含む、5名の方に来ていただきました。
参加されたのは外資系のIT企業で営業をされている方や科学館でお仕事をされている方、春から社会人となる大学生などなど。
多種多様な方が参加され、初めて聞く話も多くて刺激があり、とても充実した時間になりました(^^)
いろんな職種の方の話を聞いて新鮮な気持ちになれるのも朝活の魅力ですね☆
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朝活ワークの学び「与えられたものをどう使うか-“自己受容”の方法」
ワークでは『アドラー心理学入門』を通して「自己受容」について学びました。
このレポートを読まれている方は、普段生活していて「自分のここがイヤ。ここが気に入らない」と思われることはないでしょうか?
「内気な性格で、人に積極的に話しかけられない」
「とても怒りっぽくて、すぐに腹を立てては、時間が経って後悔する」
「ついひと言多くて、空気読めないヤツといわれる」など。
ここを直したい、けれどなかなか直せない、という短所は誰でも持っていますよね。
その短所が気になって「こんな自分はダメな人間なんだ」という悩みを抱え、苦しんでいる人もいると思います。
そんな短所とどう向き合い、乗り越えていけばいいのでしょうか。
短所との向き合い方のヒント:ミケランジェロと大理石の亀裂
『アドラー心理学入門』にその方法が、彫刻家で有名なミケランジェロのエピソードを通して書かれていました。
ミケランジェロのダビデ像はよく知られていますが、ミケランジェロがダビデ像を彫った大理石には、大きな亀裂が入っていた、と伝えられています。
それまで誰もそのような大理石を顧みることはなかったのですが、ミケランジェロはこの大理石の中にダビデを見出して、ダビデをその中から取り出したのです。
ミケランジェロが、大理石の欠点、すなわち、この場合、大きな亀裂があるということに注目していなければ、決してダビデ像は生まれてはこなかったのであり、亀裂がむしろダビデ像を生かすものであるというミケランジェロの見方の鋭さを語っています。
(『アドラー心理学入門』より引用)
普通、大理石に亀裂が入っていれば「使い物にならない」と思って、不良品として扱いますよね。
ところがミケランジェロはその亀裂を見事に生かし、ダビデ像という名作を生まれさせたのです。
これは私達の欠点にも言えることです。欠点を欠点のままにせず、その欠点をどう使うかを考えることが重要です。
どんな欠点も、実は長所の裏返しだといわれます。使い方次第、見方次第で欠点は長所に変えられるのですね。
大切なことは、取替不可能な与えられているものを”どう使うか”
大理石ならば(高価とはいえ)、亀裂のないものと取替ができます。しかし私たちの特徴は取替ができません。ゆえに欠点をいかに有用に使うかを考えるのはとても重要です。
アドラーは
大切なことは何が与えられているかではなく、与えられているものをどう使うかである
と語っています。
「内気な性格」なら「人に安心感を与えられる」と見方を変えられますし、「怒りっぽい性格」なら(いろいろな場合があるでしょうが)「正義感が強い」と見ることで、今までとは違う、前向きな気持ちになれるはずです。
そのように思えれば自分のことが好きになり、自分を受け入れられ(=自己受容)、対人関係もスムーズにいくでしょう。
まとめ
- 内気な性格や怒りっぽさ、余計なことを言ってしまうなどの短所とどう向き合っていけばいいのか。それについて『アドラー心理学入門』では大理石の亀裂からダビデを見出したミケランジェロのエピソードが挙げられ、どんな欠点も実は長所の裏返しであるといわれています
- 大切なのは、与えられたものをどう使うかである、とアドラーは語っています。たとえ取替不可能な短所も、見方次第・使い方次第で長所となり得るのです
朝活に参加された方の感想
◯雰囲気も良く、またプレゼンのコツを教えて頂き、プレゼン力が向上できました。
◯初めて東京の銀座に来て有意義な時間を過ごすことができました。
◯とても話しやすい環境で初めてでも参加しやすかったです!
◯色々な方とお話出来て楽しかったです!プレゼンの勉強も出来て有意義でした。
引用した書籍
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