4/16(土) 自動車王・フォードから知る“本当の有能さ”とは|朝活レポート151

朝活主催の、ゆうです。

本日の朝活は初参加の方3名を含む、5名の方にご参加いただきました☆

朝活後も話が盛り上がり、とても充実した休日の朝になりました♪

大学生も参加され、意識の高さに驚きました(@_@

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朝活ワークの学び「フォードのエピソードから知る、本当の有能さ」

スキルアップのワークでは、自動車会社フォード・モーターの創設者であり、「自動車の育ての親」といわれるヘンリー・フォードについて学びました。

第一次大戦中、シカゴのある新聞がその論説の中で、フォードを「無知な平和主義者」と論評。フォードはそれに反発し、名誉棄損でその新聞社を訴えたことがあったそうです。

新聞社側の弁護士は、フォードがいかに無知な人間であるかを陪審員たちに証明するため、彼を証人台に立たせ、質問攻めにします。

フォードは自動車の製造に関しては豊富な専門知識を持っていましたが、一般的な知識には疎く、その弁護士の質問にはほとんど答えることが できませんでした。

さらに弁護士があまりにも意地悪な質問を発したとき、彼は弁護士を指さしてこう言い返たそうです。

そのような質問をするなら、私はあなたに言っておきたいことがあります。

私のデスクの上にはたくさんのボタンがあります。

その中の正しいボタンを押しさえすれば、私が必要としている知識を持った部下がすぐ来てくれます。

私がどうしてあなたに答えるために、一般的知識を全部詰め込んでおく必要があるのでしょうか?

(『思考は現実化する』より引用)

この発言から、裁判官も傍聴人も、誰一人としてフォードを無能な人間とは思わず、その反対に、大変有能な人物であることを認めたそうです。

たとえ多くの知識を持っていたとしても、それが人が喜ばれるようなことに使わなければ意味はなく、どれだけ他者の貢献のために使われているが重要です
知識をひけらかすだけで、それを人の役立つことに使っていない人は徳の低い人と言わざるを得ない。

それとは逆に、たとえ自分に知識はなくても、人の役立つことに知識を使わせるほど人望のあったフォードは、まさに有能な人物と知らされました。

本当の立派さとは何かを教えたこのエピソードから学びを得て、ぜひ自分にも生かしていきたいですね。

まとめ

  • 裁判で新聞社側の弁護士は、フォードが無知であることを証明するために質問攻めにし、フォードはそれらにほとんど答えられませんでした。そのことに対し、「デスクのボタンを押せば、必要な知識を持った部下が来てくれる。どうしてあなたの質問に答えるために一般的な知識を詰め込む必要があるのか」と彼は反論をしました
  • 知識は自分の有能さを示すためではなく、人の貢献にどれだけ役立てるかが重要です。たとえ自分に知識はなくても、知識を持つ人にそれらを使わせるほど人望があったフォードは、まさに有能な人物であったのです

朝活に初めて参加された方の感想

勇気をだして、行ってよかった

行く当日の朝まで行くかどうかで悩みました。
私はすごく人見知りで集まりにとけこめるかどうか心配だったからです。
けれど勇気だして、行けてよかったです。
(20代・女性)

とても和やかな雰囲気 楽しく過ごせた

初めての参加で緊張しましたが、とても和やかな雰囲気で、楽しく過ごせました。
また参加したいと思います。
(30代・女性)

おだやかな雰囲気で、心地よかった

おだやかな雰囲気で、思ったより心地よかったです。
(20代・女性)

引用した書籍

思考は現実化する_アクション・マニュアルつき

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勉強会レポート
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はじめての方にもわかりやすいワークショップです。
いろいろな職種の方も参加されていて、交流を深めることもできます。

この記事を書いた人
南 雄一郎

スキルアップ!勉強会 主催者。
2014年から都内のカフェでコミュニケーションのスキルを上げるための勉強会を開催していました。
2016年からは、対人関係でのスキルを心理学から学ぶ勉強会をメインに開催しています。
勉強会の開催数は累計200回以上です。

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