11/18(水) “勤勉の象徴”二宮尊徳が示した、成功者のすくないワケとは|朝活レポート139

朝活主催の、ゆうです。

本日の朝活は3名の方にご参加いただきました☆

3名とも初めて参加される方だったので主催も緊張してしまいましたが苦笑 楽しくお話しができ、とても充実した朝となりました(^^)

一人で過ごす朝では味わえない充実が得られ、ご参加いただいた方に本当に感謝の思いです(>_<)

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朝活ワークの学び「二宮尊徳が示した、成功者のすくないワケ」

スキルアップのワークでは、二宮尊徳について学びました。

二宮尊徳といえば江戸時代に財政再建や農村復興で活躍した人物ですね。

薪を背負い、歩きながら本を読んでいる銅像でも有名です。

歩きながら本を読んだのは、朝から晩まで畑仕事や家の手伝いに従事させられている中で、どうにか勉強時間を捻出しようとの思いからだった、といわれています。

その姿は“勤勉”の象徴といえますね。

歩きながら本を読むのにはそれほど大事なメッセージが込められているのですが、近年では「歩きスマホを助長する」とのことで、なんとその銅像が撤去されているそうです。

歩きスマホは確かに危険ですが、真意が伝わっていないのはあまりに残念ですね。

その二宮尊徳が“成功者の少ないわけ”を諭したエピソードを紹介します。

家族との食事中に、こんなことがあったそうです。

鉢に盛られた、たくあんづけをとろうとすると、下の皮までよく切れていなかったので、四五切れつながったままだった。

それを示して尊徳は、

「そら何事も大切なのはここだよ。

たくあんを出すのはたいへんだ。まず重石をおろし、ふたをあけ、糠だらけの大根を引き出す。

桶を元のように始末してから、よく糠を洗い落とし、包丁で切り、鉢へ盛らねばならぬ。

ところが切るときに、力の入れ方が足りないと、いざ食べるとき、こうした不都合なことになる。
お客に出せば失礼だ。

だれでも、十中八九まではできるものだが、あと一つをキチッとしない。

これが、その人の成功不成功の分かれめじゃ。 人間すべて最後が大切と心得るがよい

こんこんと教えたという。

仕事にしてもイベント運営にしても、はじめは気を張って取り組みますが、ある程度の仕上がりになるとホッとして、気を緩めてしまいがちなのが私達です。

しかしそこで手を抜けば、下の皮まで切らずに出した たくあんのように、いざ本番に臨んだときにほころびが出て、失敗してしまうケースが多いでしょう。

私自身も、プレゼン資料の出来栄えに満足してしまい、話す練習を怠ってしまったことで、本番のプレゼンでしどろもどろになってうまく伝えられず、せっかくの資料も今ひとつ評価されなかったことがありました。

いかに最後まで油断せず、キチッと物事を終わらせられるか。それが成功・不成功の分かれ目だといわれているのですね。

何事も、安心したときこそ、改めて気を張り直して、完遂を目指していきたいですね。

まとめ

  • 江戸時代に財政再建や農村復興で活躍した二宮尊徳は、朝から晩まで畑仕事や家の手伝いに従事させられている中で、どうにか勉強時間を捻出しようと、薪を背負いながら本を読みました。これは勤勉の象徴とされています
  • 尊徳は、下の皮まで切れていないたくあんを出せば失礼にあたり、それまでの大変なプロセスも台無しになるように、十中八九までできていながらあと1つをキチッとしないことが何事にも通じる成功・不成功の分かれ目と諭しました
  • ある程度まで仕上がると安心し、手を抜いてしまいがちですが、最後まで抜かりなくやり遂げてこそ、真に成功できるのです

朝活に初めて参加された方の感想

スキルアップにつながり、時間を有効活用できた

朝からスキルアップにつながる内容で、時間を有効活用できた気がします!
身になる内容で面白かったです。
(20代・女性)

参加しやすい朝活 ワークの内容にも満足

とても参加しやすいです。
主催の方のフォローもとても助かります。参加を続けていければと思います。
ワークの内容にも満足です。また機会ありましたら、お願いします。
(30代・男性)

ムダがなく、有意義に過ごせた

主催の方の事前準備が素晴らしくて、ムダがなく有意義に過ごせました。
朝活会場のポールバセット、初めて来ました。いいところです。
(30代・男性)

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この記事を書いた人
南 雄一郎

スキルアップ!勉強会 主催者。
2014年から都内のカフェでコミュニケーションのスキルを上げるための勉強会を開催していました。
2016年からは、対人関係でのスキルを心理学から学ぶ勉強会をメインに開催しています。
勉強会の開催数は累計200回以上です。

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