朝活主催の、ゆうです。
スキルアップ!朝活では、相手にわかりやすく話ができる力をつけるべく、スキルアップのワークを行っています,
わかりやすく、相手を惹きつけて話をするにはどうすればいいのか、そのテクニックを『世界最高のプレゼン術』(ウィリアム・リード著 角川書店)を参考にワークの前にお話ししています。
世界最高のプレゼン術 World Class Speaking (ノンフィクション単行本)
朝活では細かなところまでお話しできないので、この記事では、相手の興味が引ける話し方のテクニックの詳細を紹介しています。
前回はプレゼンの核となるコンテンツを作成する際に、どのような要素を入れていけばいいのか、その要素に5つあることと、その要素は具体的にどんなことかをお話しました。
前回の記事はこちら

今回は、ポイントとポイントとをつなぐ「トランジション」という手法を紹介します。
スポンサーリンク
プレゼンが劇的によくなる「トランジション」とは
プレゼンには、「ここは相手に特に伝えたい」というポイントがいくつかありますが、そのポイントとポイントとのつなぎ方を「トランジション」といいます。
そのトランジションに具体的にどんな手法があるかを知り、それを意識して入れるだけであなたのプレゼンは一歩も二歩も他の方と差をつけることが可能になる、と言われています。
それはトランジションを入れることで、聞き手のプレゼンへの興味を維持、促進させることができるようになるからです。
これを意識せずに、ポイントの移り変わりでも淡々と話しているようでは、聴衆はプレゼンのポイントを理解できないままプレゼンが流れていく危険性があり、やがて聞き手のプレゼンへの興味が薄れてしまうのですね。
では、トランジションの手法にはどのようなものがあるのでしょうか?
以下の3つがあるといわれています。
- 内容のリマインダーをする
- 次のポイントを示す
- なぜ大切なのかをまとめる
①内容のリマインダーをする
1つ目は、直前のポイントの内容をまとめて振り返ることです。
これにより、はじめのポイントが終了して、次のポイントに移ったことが明確になります。振り返りをすることで、ポイントごとの理解も深まりますね。
「ここまでのまとめ」というのをぜひ入れてみてください。
②次のポイントを示す
2つ目は、期待感を含めて次のポイントを紹介することです。
たとえば「ここからは、ここまで述べてきたポイントを実現するための方法を伝授します」と前置きすることで次のポイントへの期待が高まり、聴衆の関心を継続・促進することができるのですね。
③なぜ大切なのかをまとめる
最後は、ここまで述べてきたポイントがどれだけ重要あるかを示すことです。
「あなたが望む結果を得るには、このポイントをクリアするのが最低条件なのです」
「今回の話のなかで、ここが最も重要なので、聞き逃さないようにしてください」
などといった伝え方をするのが効果的です。
1つ目の「内容のリマインダーをする」の手法に比べ、よりポイントへの印象を深めることができますね。
「トランジション」のまとめ
- プレゼンのポイントとポイントの効果的なつなぎ方を「トランジション」といいます
- トランジションを意識し入れることで、聴衆の関心を維持・促進をされるため、効果的なプレゼンになります
- トランジションはリマインダー、期待感を込めた次のポイントを示す、なぜ大切なのかのクローズアップ の3つです
続きの記事はこちら

スポンサーリンク