朝活主催のゆうです。
朝活ではスキルアップのワークを通して、相手にわかりやすく話をする練習をしています。
わかりやすく話ができるようになるには、まず適切なプレゼン術を学ぶことが必要ですよね。
そのため朝活では、『世界最高のプレゼン術』(ウィリアム・リード著 角川書店)をベースにした正しいプレゼン術を紹介しています。
世界最高のプレゼン術 World Class Speaking (ノンフィクション単行本)
こちらのブログでは、朝活ではご紹介し切れない内容をお話ししています。
前回は、プレゼンで最も大事なコンテンツをどのように整理すればいいのかという、「コンテンツの具体的な整理法」を紹介しました、
ポイントは、
- 10分で1つのことを伝えるようにする
- そのために、いろいろな角度から話をする
ということでしたね。
前回の記事はこちら

今回は、コンテンツの整理法をさらに細かく落とし込んでいきたいと思います。
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1つのことを伝えるに使う最適なトピック数は?
1つのことを伝えるのにかける時間は10分、というのを前回ご紹介しました。
その1つを角度を変えながらお話していくことで、相手に深く理解してもらうことができます。
では角度を変えて話をする際、いくつぐらいのトピックをあげるといいのでしょうか。
もちろん、トピックが多ければ多いほど納得のできる話にはなるのですが、人間は短時間であまり多くの情報を処理できない、ということもお話ししました。
だから、トピックが多ければいい、というわけでもありません。
『世界最高のプレゼン術』によれば、最適なトピック数は3つだそうです。
3つくらいであれば、相手も無理なくそのトピックを受け入れ、理解することができます。
反対に1つしかトピックがないと、説得力のない話になってしまいます。3つ程度に絞ることが大事なのですね。
コンテンツ作成の注意点:スライドはいきなりつくらない
プレゼンを依頼されたときに、真っ先にスライドをつくろうとしてしまう人はいないでしょうか?
私も『世界最高のプレゼン術』を読む前はそうでした。スライドがあれば、とりあえずプレゼンは形になると思いますし、反対にスライドが完成していないと、とても不安になります。
だから、まずスライドありき、のプレゼンで臨んでいました。
ところが、『世界最高のプレゼン術』には
スライドは、先につくるものではありません。最後につくるものです
と記されています。
それはプレゼンのコンテンツの骨組みが定まっていないままだと、ムダな要素が入り込み、ポイントの絞りきれていない、伝えたいことのわかりづらいスライドになってしまうからです。
情報を詰め込みすぎてしまい、「シンプルでビジュアルを重視した」スライドとはかけ離れてしまうのですね。
スライドは、あくまでプレゼンの補助役。
メインはコンテンツであり、しっかりしたコンテンツがあり、伝えるテクニックも完成されていたならば、スライドがまったくなくても聞き手に伝わるプレゼンができる、と著者は述べています。
コンテンツを適切に整理し、しっかりとした骨子をつくることがいかに大切か、知らされますね。
まとめ
- 1つのことを伝えるのに必要なトピック数の目安は3つです。多ければ聞き手は理解するのが大変になり、少なければ説得力に欠けてしまいます
- スライドは最後につくるものです。スライドはあくまでプレゼンの補助役で、コンテンツの整理が先決、まずコンテンツの骨子をつくることが重要と心得ましょう
続きの記事はこちら

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