朝活主催の、ゆうです。
今週水曜日に開催した朝活では、このブログで前回紹介した、わかりやすいスライドの作成方法を紹介しました。
前回の記事はこちら

“情報量は少なく、ビジュアルを重視する”ことを具体例を元にお話したところ、みなさん納得され、早速 ワークの資料作成に生かしていただきました^^
文の羅列をなくし、ビジュアルの重視を心がけるだけで、わかりやすいスライドになりますね。
センスにも関わってきますが、やはり繰り返しスライドをつくる練習をしてこそ、ビジュアルのいいスライドが作ることができるようになると実感しているため、続けてワークに取り組んでいきたいと思います。
今回も『世界最高のプレゼン術 World Class Speaking』(ウィリアム・リード著 角川書店)を通して、プレゼンスキルを紹介します。
世界最高のプレゼン術 World Class Speaking (ノンフィクション単行本)
今回は、プレゼンテーションのコンテンツの組み立てについてです。
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“プレゼンテーションの柱”であるコンテンツを整理する
プレゼンテーションで最も大事なのは何だと思いますか?
最も大事なものは何かを間違えてしまうと、プレゼンをしている意味を失ってしまいかねません。
スライド?
話し方?
…
…
…
…
…
答えは“コンテンツ”です。
プレゼンテーションの中身であるコンテンツが整理されていないと、そのプレゼンで何が言いたかったのかを伝えることができなくなります。
コンテンツが整理されていないと、スライドにもあれこれと情報を詰め込みすぎて、わかりづらいスライドになってしまうのですね。
いくらわかりやすい話し方をしたところで、聴衆の印象には残らなくなってしまいます。
コンテンツを整理することが、プレゼンの肝なのですね。
20分のプレゼンには、15分で話せる内容で十分
たとえば、20分のプレゼン時間が与えられていると、多くの人は(私も例に漏れずそうですが)、話をするのに20分まるまる使おうとしてしまいます。
それは「時間が余ってしまう」のを恐れてのことなのですが、内容を詰め込みすぎてしまうと、聞き手は情報を処理し切れずに終わることもあります。
そして、予想していたより話に時間がかかってしまうと後半は駆け足になり、ますます聞き手が納得しないままになりますね。
プレゼンは、話し手が情報を聞き手に一方的に与えるもの、と思ってしまいますが、これには大きな誤解があると『世界最高のプレゼン術』で指摘されています。
本来、プレゼンは双方向(インタラクティブ)のコミュニケーションであるべきです。
すばらしいプレゼンをする人は、必ず聞き手とコミュニケーションをとっています。
2人のコミュニケーションでも、一方的に意見を押しつけてくる人の言うことなど聞きたいとは思いませんよね。
お互いにコミュニケーションをとることによって、「この人の言うことは信頼できる」と変化していくのです。
01 伝えたいポイントを盛り込みすぎない 『世界最高のプレゼン術 World Class Speaking』p,51
聞き手とのコミュニケーションを取ることを考慮し、内容は詰め込みすぎず、20分のプレゼン時間が与えられているなら15分で話せる内容を用意する。
あとの5分は聞き手とのコミュニケーションに当てることで、意思疎通のとれた良いプレゼンになるのですね。
まとめ
- プレゼンで最も大事なのでは、コンテンツを整理することです。整理されていないと、言いたいことがすっきりと伝わらず、スライドも情報を入れすぎたものになります
- 素晴らしいプレゼンをするには、聞き手とのコミュニケーションが不可欠です。聞き手とコミュニケーションを取る時間を必ず盛り込み、内容を詰め込み過ぎないようにしましょう
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