朝活主催の、ゆうです。
朝活ではスキルアップのワークを通して、わかりやすく話ができる練習をしています。
より向上できるように、前回から『世界最高のプレゼン術 World Class Speaking』(ウィリアム・リード著 角川書店)を通して、わかりやすく話をするための、そして人を惹きつけるためのプレゼンスキルを紹介しています。
世界最高のプレゼン術 World Class Speaking (ノンフィクション単行本)
前回はプレゼンテーションに必須の「スライド作成」について、失敗例と改善点についてお話ししました。
前回の記事はこちら

今回は、より相手の関心を惹きつけるスライドの作成法をお伝えします。
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データはシンプルに、ビジュアルを重視する
より関心を惹きつけるスライドをつくるには、どうすればいいのでしょうか?
前回の記事でも紹介しましたが、スライドの作成でやってしまいがちな失敗が“情報を詰め込みすぎる”ということでした。
スライドの情報量が多いと、途端に見づらいスライドになってしまい、聞き手の関心を削いでしまいます。
なので、情報は極力載せないようにし、シンプルにデザインすること、ビジュアルを重視することが大事でしたね。
しかし、どうしてもスライドに統計などのデータを載せないといけない場合もありますよね。その場合はどうすればいいのでしょうか?
やむを得ずにデータを載せる場合も、そのまま載せるのではなく、工夫が必要です。
たとえば、
最も注目してもらい箇所の「色を変える」、または「吹き出しをつけてコメント入れる」など。
データを載せる場合でも、話すポイントを絞り、そこを強調することによって見やすく、関心を集めやすいスライドになります。
“情報量を減らして、ビジュアルを重視”を心がけていくことによって、わかりやすいスライドをつくる技術をどんどん身につけていけるのですね。
イラストや写真を適切に加える
また、関心を惹くスライド作成のポイントとして、以下のように紹介されていました。
スライドは文字だけでなく、イラストや写真などを添えると、ビジュアル的にわかりやすい、親しみやすいといった印象を与えることができます。
(12 スライドはシンプルで勝負せよ 『世界最高のプレゼン術 World Class Speaking』p,177)
イラストを入れる場合、『世界最高のプレゼン術』では、オリジナルのイラストが勧められていました。
オリジナルのイラストは、自由自在にプレゼンの内容に合ったイラストに仕上げられる上、オリジナルなら著作権や肖像権に配慮する心配もありませんね。
注意点として、日本人のプレゼンターのなかには、アニメーションやエフェクトをやたら使いたがる人がいるそうです。
自分の技術をぜひ使いたいという気持ちはわかるのですが、あまりに無意味にそれらを連発すると、かえってわかりづらいスライドになってしまいます。
「スライドはシンプルに」という原則に従って作成することを心がけていきたいですね。
まとめ
- スライドを作成でやってしまいがちな失敗は、情報を詰め込みすぎることです。ゆえにスライドは情報量を極力少なくし、シンプルにデザインし、ビジュアルを重視すべきといわれています。統計などの詳細な情報を載せざるを得ない場合も、色を変える・コメントをつけるなどの工夫が大切です
- 文字だけではなくイラストや写真を添えると、ビジュアル的にわかりやすくなり、親しみやすさを持ってもらえます。特にオリジナルのイラストは、プレゼン内容にしっかりと合ったものになり、著作権や肖像権の心配もありません
続きの記事はこちら

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