朝活主催の、ゆうです。
スキルアップ!朝活では、ワークを通して、わかりやすく相手に伝える練習をしています。
私自身も、最近は人前で話す機会が増えてきて、もっとプレゼンのスキルを上げたいという思いが強くなり、プレゼン技術に関する本を読み進めています。
今回から、そのなかで特に感銘を受けたプレゼンに関する本、『世界最高のプレゼン術 World Class Speaking』(ウィリアム・リード著 角川書店)についてご紹介します。
世界最高のプレゼン術 World Class Speaking (ノンフィクション単行本)
世界中の25000人が参加したプレゼンテーションの大会・トーストマスターズで優勝したクレッグ・バレンタイン氏。
そのバレンタイン氏が教える“誰でもうまいプレゼンができるメソッド”が「ワールド・クラス・スピーキング」です。
そして、2009年に世界で第1号のワールド・クラス・スピーキングの認定コーチになったのが著者のウィリアム・リード氏。
この本ではリード氏が「ワールド・クラス・スピーキング」のメソッドを余すところなく紹介されています。
プレゼンテーションはそもそも何のために行うのかという本質から、人を惹きつけるコンテンツのつくり方、スライドを適切な使い方と失敗例、ボディランゲージの活用方法など、具体的なテクニックが随所に紹介されていて、すぐにでもプレゼンがしたくなる本です。
- プレゼンをするといつも時間オーバーになる
- 人を惹きつけられるプレゼンができない
- プレゼンに自信が持てない
など、プレゼンテーションに対して苦手意識を持っている方は多いのでしょうか。
私もその一人ですが、この本を読んで得た技術を生かせば、確実にいいプレゼンができると自信が持てました。そのプレゼン技術を紹介していきます。
スポンサーリンク
上手なスライドの作り方
はじめに紹介するのが、プレゼンテーションをするときに、ほとんどの場面で必要になるスライドについてです。
スライド作りに苦心している方も多いと思いますが、わかりやすいプレゼンをするには、どのようなスライドが効果的なのでしょうか。
スライド作成の失敗で多いのは、情報の詰め込みすぎであるとリード氏は語っています。
本来スライドはプレゼンの目的やコンテンツが定まったあとにつくるものです。
伝えるべきコンテンツを整理し原稿を作成したうえで、スライドをつくらなければいけないのです。
このルールを守らないと、情報量ばかり多く、ピントのずれた退屈なプレゼンになってしまいます。
(12 スライドはシンプルで勝負せよ 『世界最高のプレゼン術 World Class Speaking』p,164)
コンテンツが決まってない中で、いきなりスライド作りから始めてしまうと、あれもこれもと情報を詰め込みすぎてしまい、見づらいスライドになります。
そして、スライドが進むにつれて、言っていることがだんだんとずれてきてしまうことにもなります。
まずコンテンツ作りに重きを置き、その上でスライドをつくる。
スライドはプレゼンのメインではなく、あくまで補助的な役割であることを知らねばなりませんね。
では具体的に、相手の関心を惹きつけるスライドをデザインするにはどうすればいいのか。次回、ご紹介していきます。
まとめ
- プレゼンテーションでほぼ必須ともいえるスライド作成。そのスライド作成の失敗で多いのは、伝えるべきコンテンツを整理する前にスライドをつくり、「情報量ばかり多く、ピントのずれた」スライドになることです
- まずコンテンツを作成・整理し、その上でスライドをつくる。スライドはあくまで補助的な役割であることを念頭に置きましょう
続きの記事はこちら

スポンサーリンク