朝活主催の ゆう です。
せっかく時間をかけて読書をしたのに、読んだ本の内容を忘れてしまうのは残念なことですよね。忘れてしまっては、その内容を日常に落とし込んで生かすことはできません。
読んだ内容を記憶に残し、自己成長へとつなげるにはどうすればいいのでしょうか?
その悩みに応えてくれるのが、『読んだら忘れない読書術』(樺沢紫苑著、サンマーク出版)です。
この本の内容をベースに「読んだら忘れない読書術」を続けてご紹介しています。
「読んだら忘れない読書術」のキーワードなるのが、「スキマ時間」と「アウトプット」です。
本で紹介されている、具体的なアウトプットの手法は以下の4つです。
- 本を読みながら、メモをとる、マーカーでラインを引く。
- 本の内容を人に話す。本を人に勧める。
- 本の感想や気づき、名言をFacebookやTwitterでシェアする。
- Facebookやメルマガに書評、レビューを書く。
前回の記事では、②の「本の内容を人に話し、勧める」について詳しくお話ししました。
前回の記事はこちら

今回の記事では
③の「本の感想や気づき、名言をFacebookやTwitterでシェアする」
について掘り上げてご紹介します。
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アウトプットの手法③ 本を読んだら感想をSNSでシェアする
『読んだら忘れない読書術』の著者は、本を読んだらその日かその翌日に、Facebookに感想をアップするようにされているそうです。
それは10行を超えるような長文の感想だけではなく、ほんの数行の感想のときもあるそうです。
それだけのことですが、それをやるだけで、やらなかった場合に比べ本の内容が何倍も記憶に残りやすくなるのです。
たった数行でも、本の内容を一通り思い出さないことには感想は書けませんので、本の内容を思い出し、体系的に理解し、「記憶の復習」が行われるのですね。
SNSでシェアすることの利点
SNSで感想をシェアすることで本の内容の復習ができるのですが、ほかにも利点があります。
『読んだら忘れない読書術』にはこう書かれています。
自分しか読まない手帳やノートに書くのと、第三者に見られることを前提とした「シェア」には、大きな違いがあります。
第三者に見られる「シェア」にでは、適当なことは書けない。
それなりに緊張感がともないますので、本の内容を思い出す作業を自分なりに必死に、そして真剣に行っているはずです。
普段はつまらないと感じて真剣に聞いていない授業でも、
親友が学校を休んでしまい、授業の内容を親友に伝えないといけないとなったら必死に授業を聞いて内容を理解しようとする、ということは経験されている方も多いと思います。
他人に伝えることを前提とすることで、より本の内容を吟味し、深く理解できるようになるのですね。
数行でも書けない… そんな人におすすめの「名言投稿」
本を読んだ後に書く感想は、ほんの数行でも効果的なのですが、「それでも自分には大変…」という方はどうすればいいのでしょうか。
その方におすすめなのが「名言投稿」です。
読んだ本の中から、自分の心に響いた言葉を1行か2行を書き写し、それに自分が感じたコメントを寄せて投稿するのが「名言投稿」です。
これなら短い時間でも簡単にできますし、むしろ、感想よりも名言投稿の方がSNSとの相性がよく、多くのいいね!がついたり、シェアされる可能性が高いです。
たくさんのいいね!がついたり、自分の投稿がシェアまでされたりしたら、とても嬉しいですよね。
「投稿を読まれた人に喜んでもらえた。次も投稿しよう!」とSNSでの発信のモチベーションも維持されますし、投稿がシェアされると、それが自分の目にも触れますから、自然な復習にもつながるのです。
SNSでの発信して、周りの反応を楽しみながら やる気を持続させ、本から得た知識を定着させていきたいと思います。
まとめ
- アウトプットの手法の3番目が「本を読んだら感想をSNSでシェアする」です。ほんの数行でも、やれば本の内容を一通り思い出すことになるので何倍も記憶に残りやすい、といわれています
- SNSでシェアする他の利点として、第三者に見られることが挙げられます。適当なことは書けず、緊張感がともなうため、思い出す作業に真剣になれて、記憶に残りやすくなるのです
- 本の感想を書くことに抵抗を感じる際の次善策に「名言投稿」があります。読んだ本の中から1、2行を書き写してコメントを加えれば、より簡単に投稿でき、それにいいね!が多くついたりシェアされたりすれば、今後のモチベーションも高まるでしょう
続きの記事はこちら

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