Win-Winを考える1-人間関係の6つのパラダイムとは?|朝活で学ぶ「7つの習慣」その35

朝活主催の ゆう です。

このブログでは、世界的ベストセラー『7つの習慣』の内容を少しずつご紹介しています。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

前回は、「信頼口座」の章にある「Pの問題は、PCを高めるチャンス」についてご紹介しました。

前回の記事はこちら

信頼口座9-家庭や仕事の問題を解決に導く“Pの問題はPCを高めるチャンス”のパラダイム|朝活で学ぶ「7つの習慣」その34
朝活主催の ゆう です。 このブログでは、世界的ベストセラー『7つの習慣』の内容を少しずつご紹介しています。 完訳 7つの習慣 人格主義の回復 前回は、「信頼口座」の章にある「愛の法則」について詳しくお話ししました...

人間関係やビジネスで問題が生じたならば、ふつうは落ち込んだりイライラしたりして、その問題をできる限り避けようとしたり、考えないようにしたりするでしょう。

しかしそのときこそ「PCを高めるチャンス」、その問題を乗り越えることでより良好な関係、より大きなビジネスでの成功につなげられると思えるようになるべきだ、と言われています。

そのように思えれば、進んで喜んで問題の解決に取り組むことができるのですね。

そのようなパラダイムを持つためにも 人格を高めることが重要である、ということをお話ししました。

今回からは、相互依存のための第4の習慣「Win-Winを考える」をご紹介していきます。

スポンサーリンク

第4の習慣「Win-Winを考える」にみる、人間関係の6つのパラダイム

『7つの習慣』では、人間関係のパラダイム(=見方、考え方)に6つある、と書かれています。

その6つとは、

  1. Win-Win 自分も勝ち、相手も勝つ
  2. Win-Lose 自分が勝ち、相手は負ける
  3. Lose-Win 自分が負けて、相手が勝つ
  4. Lose-Lose 自分も負けて、相手も負ける
  5. Win 自分が勝つ
  6. Win-Win or No Deal 自分も勝ち相手も勝つ、それが無理なら取引しないことに合意する

です。

まず1番目の「Win-Win」と、2番目の「Win-Lose」のパラダイムについて詳しく見ていきます。

①Win-Win 自分も勝ち、相手も勝つ

Win-Winのパラダイムを、コヴィー博士はこう言われています。

Win-Winは、すべての人間関係において、必ずお互いの利益になる結果を見つけようとする考え方と姿勢である

何かを決めるときも、問題を解決するときも、お互いの利益になり、お互いに満足できる結果を目指すことである。

(『7つの習慣』より引用)

一方が得をするけれど、もう一方は損をするのではなく、お互いの利益や満足につながるような関係を構築しようとするのがWin-Winのパラダイムなのですね。

Win-Winを考えるときは、そもそも人生が“競争”ではなく“協力”の場と捉えておかねばなりません
「勝つか負けるかしかない」というのは原則に基づいておらず、それではWin-Winのパラダイムは生まれないのですね。

まず「お互いが満足できる方法は十分にある。それこそ長期的な成功をもたらす」と考えるべき(実際にそれが原則である)なのですね。

②Win-Lose 自分が勝ち、相手は負ける

Win-Loseのパラダイムは、「相手を負かして、私が勝つ(それでこそ成功する)」という考え方ですね。
また「私のやり方を通す。君の意見は聞くまでもない」というアプローチであるといわれています。

私たちにはこのWin-Loseのメンタリティが染みついているとも指摘されています。

それは、生まれたときからそういう価値観のなかで生きてきたからです。

兄弟がいて、親に比較されてきたのなら、特にWin-Loseの価値観は根付きやすいでしょう。
兄に対して自分が理解や愛情を注いでもらえばければ、兄を負かしてこそ自分は価値ある人間だ、と考えるようになりますね。

そしてその裏返しとして、「自分はもともと価値のない人間だ。相手に勝たなければ、愛されるに値する人間ではないのだ」と思ってしまうのですね。
人と比べて勝っていること、誰かの期待に応えられていることが自分の価値になるのです

学校に上がれば、これまた他者との比較のなかで生きていくことになります。内面の価値よりも、外側にある試験の点数によって価値が判断されてしまいます。

スポーツや法律もWin-Loseのパラダイムが支配しており、その価値観をますます強めていくことになるのですね。

社会に出れば 生き残りをかけた競争が始まり、それはますます激化するばかりでしょう。

しかし人と比べて常に勝ち続けることはできません。そうなると自分の価値が揺らいで、平常心ではいられなくなります(勝っていたとしても、いつか負けることへの恐れや不安との闘いを強いられます)。

また、そのようなパラダイムでは他者の協力を得ることはできず、人と力を合わせてこそ生み出される素晴らしい結果を享受することもできないのですね。

 

このWin-Loseのパラダイムと正反対なのが、Lose-Winのパラダイムです。

これはどのような考え方なのか、またそれは有用なパラダイムなのかどうかについて、次回、詳しくお話しします。

まとめ

  • 相互依存のための習慣が「Win-Winを考える」です。『7つの習慣』では、人間関係のパラダイムには以下の6つがあると教えられています
    1. Win-Win 自分も勝ち、相手も勝つ
    2. Win-Lose 自分が勝ち、相手は負ける
    3. Lose-Win 自分が負けて、相手が勝つ
    4. Lose-Lose 自分も負けて、相手も負ける
    5. Win 自分が勝つ
    6. Win-Win or No Deal 自分も勝ち相手も勝つ、それが無理なら取引しないことに合意する
  • 1番目のWin-Winは、必ずお互いの利益になる結果を見つけようとする考え方・姿勢のことです。「勝つか負けるかしかない」ではなく、「お互いが満足できる方法は十分にある」という前提で関係を持つことが大切です
  • Win-Loseは、「相手を負かして、私が勝つ。それでこそ成功する」という考え方です。私達は生まれたときから他者と比較され、比較されるルールのなかで生きてきたため、Win-Loseのメンタリティが染み込んでいます。しかしそれでは他者との協力関係を築けず、常に勝ち続けることもできず、自らの価値観が揺らいでしまうのです

続きの記事はこちら

Win-Winを考える2-Win-Lose, Lose-Win の共通した問題点とは?|朝活で学ぶ「7つの習慣」その36
朝活主催の ゆう です。 このブログでは、世界的ベストセラー『7つの習慣』の内容を少しずつご紹介しています。 完訳 7つの習慣 人格主義の回復 前回から、第4の習慣である「Win-Winを考える」についてお話しして...

スポンサーリンク