朝活主催の、ゆうです。
池上彰さん著『伝える力』を通して、相手にわかりやすく話を伝えるポイントをご紹介しています。
前回は、わかりやすく伝えるポイントとして、相手を惹きつける上で“つかみ”が大切、ということをお話しました。
前回の記事はこちら

今回も、相手を惹きつける話をする上での要素をお話したいと思います。
スポンサーリンク
適切なプレゼンの構成:相手を惹きつける ~視覚に訴える~
朝活のワークでは、ホワイトボードを使用していますので、相手にわかりやすいプレゼンをするために、それを上手く使わない手はありません。
相手からどんな言葉を聞くよりも、ホワイトボードで見た情報のほうがすぐに認識にのりやすいからですね。
みなさんも一度は聞かれたことがあるかもしれませんが、知覚機能を通じて人が外界(メディア)から受け取る情報量のうち、視覚から受け取る情報が83%も占める、という結果が出ています(メラビアンの法則といわれていますね)。
※視覚以外は、聴覚が11%、嗅覚3.5%、味覚1.5%、触覚1%
相手が受け取れるような言葉で話すことに努めると同時に、話の趣旨を伝えるに適切な図を書く、ビジュアルに訴えることで、伝わりやすさが高まるのですね。
では具体的に、どんな図を示すことが適切なのでしょうか?
イラストがあるだけで親近感が得られる
まずイラストがあると、それだけで、聞き手は親近感を持たれるでしょう。
親近感があると、聞き手側の人は緊張がほぐれて、話が入りやすくなると思いますし、読み手への興味が深まって話への関心も高まりますね。
「そんな、かわいい絵なんて書けない」
「そもそも、絵が苦手」
という方でも、上手い下手にかかわらず、とにかく書いてみましょう。
イラストがあれば、言葉の羅列よりはずっと親しみを持たれ、話の概要を伝えられるはずです。
図に入れる文字は最小限に
また、図というのは、パッと見て、どんなストーリーかを説明するものなので、図のまわりにその図の説明をするための長文があると、聞き手側は長文を読むのにひと苦労してしまうので、話が伝わりにくくなります。
図に入れる文字は最小限・簡潔にし、細かな説明は口頭でするのがいいのですね。
まとめ
- 人間は視覚から受け取る情報量が他の感覚からのものより圧倒的に多いため(全体の83%)、わかりやすく伝えるには、話し言葉・話し方を工夫するのと同時に、ビジュアルに適切に訴えることも重要です
- ビジュアルに訴えるポイントとして、2つを紹介しました
- イラストを入れて、親近感を持ってもらう
- 図に入れる文字は長文を避け、最小限・簡潔にする
スポンサーリンク