灯がなければ、ホタルの光で本を読む

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hotaru「蛍の光 窓の雪

書(ふみ)よむ月日 かさねつつ……」

卒業式を思い出す懐かしい曲、

この歌詞は中国の故事「蛍雪の功」から出ている。

 

晋の時代、車胤(しゃいん)という青年がいた。

多くの書物に目を通して、一心に

勉学に励んでいたが、家が貧しく、なかなか灯の油を買うことができなかった。

「夜も、本を読む明かりがほしい」

そこで彼は、夏の間、ホタルを集めて薄い絹の袋に入れ、明かりとしたのであった。

 

また、孫康(そんこう)という青年も貧苦の中、学問に励んでいた。

彼も油を買うお金がなかったので、

冬の夜は、寒さに耐えながら雪の明かりで書を読み、

夜を日に継いで勉学したという。

やがて努力が実り、それぞれ官に仕えて、重んじられるようになった。

 

この二人の逸話からは、

「目的を達成するためには、あらゆる苦労を惜しまないぞ!」

の、心意気が、ビンビン伝わってくる。

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