12/ 7(木・祝)中目黒 心理学勉強会レポート27 「良好な人間関係を築く“GIVEの精神”」⑥

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心理学ワークショップ主催の ゆう です。

今回のワークショップには、初めての方3名を含む、5名の方にご参加いただきました。

奥さんの勧めで来ていただいた方もおられ、勉強会の内容にも喜ばれていたようで、私自身も嬉しく思いました^^

ぜひ奥さんにも勉強会の内容をお話しいただきたいと思います。
接する機会の多い人と学びを共有すると、価値観も重なり、より良好な関係を築いていけると感じます。

ワークショップの内容「Giverの素晴らしい特徴」

今回は「良好な人間関係を築く“GIVEの精神”」というテーマで、『GIVE&TAKE』という本を通してお話ししました。

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

『GIVE&TAKE』は、組織心理学者のアダム・グラント(ペンシルベニア大学ウォートン校の終身教授)によって書かれました。

この本の中でアダム・グラントは膨大な心理学データをもとに、人間には3つのタイプがあることを指摘しています。

それが

  1. Giver(ギバー)
  2. Taker(テイカー)
  3. Matcher(マッチャー)

の3つです。

3つのタイプのうち、アダム・グラントは、Giverこそ最も成功しているタイプであるので、Giverになることを勧めています(ただしそれは単純に、どんな相手にもひたすら与え続けましょう、ということではありません)。

Giverになるには、どのような特徴があるのか、その素晴らしい特徴をよく知っておかないと、Giverとして振る舞うことはできませんね。

そこでワークショップでは、Giverの素晴らしい特徴を大きく3つに分けてお話ししています。

それは以下の3つです。

  1. 時間に鷹揚
  2. 他人がした貢献に注目する
  3. 自分のものの見方を相手の視点に合わせる

前回は、「他人がした貢献に注目する」について話をしました。

前回の記事はこちら

今回は「自分のものの見方を相手の視点に合わせる」とはどういうことか、紹介します。

Giverの素晴らしい特徴「自分のものの見方を相手の視点に合わせる」

ものの見方に関する以下のような調査が行われました。

90人の被験者に、「amazon」から贈り物を送るか、もしくは受け取るかしてもらった。

受け取る側は、10個の「欲しいものをリスト」を作成。

送る側は、リストの品を贈る人と独自の品を贈る人に分けられた。

リストの品を贈る人 →→→→→ 受け取る人

独自の品を贈る人 →→→→→  受け取る人

上記のように贈るものを分けて、受け取った人の気持ちを調べたそうです。

みなさんが贈る立場の人であったとすると、リストの品の通りに贈る場合と、独自の品を贈る場合で、どちらの方がより相手は喜ぶと思いますか?

独自のプレゼントの方が『心がこもっていると』と思われ、相手はリストの品より喜ぶんじゃないか?

と感じられると思います。

ところが調査の結果、

独自の贈り物より「ほしいものリスト」の贈り物をもらったほうがはるかにうれしいと思った

ことがわかったのです。

このことから私達には、「自分のものの考え方から出ることはなく、『この場合、『私』ならどう感じるだろうか』と自問する傾向がある」といわれます。

しかし自分のものの考え方から出ることができなければ、相手を真に喜ばせることはできません。

ゆえにアダム・グラントは

人を真の意味で助けるには、自分のものの見方の外に出なければならない

こう自問する必要があるのだ。「この場合、『受けとる側』はどう感じるだろうか」

と語っています。

Giverは常に相手がどう感じるかを考えての言動を取っているので、相手が傷つくことなく、より喜ばれ、友好な関係を築くことができるのです

私達はどうしても自分本位に物事を考えてしまいがちですが、『受けとる側』はどう感じるか、『言われる側』はどう思うのかを配慮した言動をとっていき、少しでもGiverへと近づいていきたいですね。

ワークショップに参加された方の感想

Giverが日常生活においても役立つと思いました。今後実践していきたいと思います。

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